いつ買ったかも、どんな演奏家もまるで忘れてしまっているアルバムがある。買ったひは訳があるだろうけどはっきりしない。これはNAXOSだからお値段が安かったからだろうか。まるでわすれているから初めて聞くようなもので、得したようなものかもしれない。
我がレコード棚に何枚CDが並んでいるか現在わからないけれど、4,000枚位だと思う。CD棚を大工さんに作ってもらった時に一度かぞえたけれどそれから800枚ぐらいふえているだろう。棚にだいぶ余裕があったから、買ったものは一切売らなくなって棚に並べっぱなし(何か月かに一度ABC順位整理はします)だから、忘れてしまったアルバムがあるのです。
それをこの前から記事にできないかと選ぶと、これがわすれているけれど結構記事にしていて、ボケ加減にうんざりしたけどしょうがない。
しばらく続けようとしているけれど、実は記事にしなかったそして忘れられたアルバムの救済なのだ。って結構数稼ぎもある。
Fのところまできて2枚えらんだら一枚はいつついたか大きな傷があってNG、もう一枚がこれ。聞きだしてみるとシャープなピアノが思索的なメロディをひいて、非ビートのリズムでトリオがスパイラルしているような良い感じ。
これは良い、このピアノECMからも結構アルバムリリースしていて、ECMの温度をちょっとあげたぐらいのこれは驚いた。
何故購入時に記事にしていなかったのだろう、もったいないとおもうくらいです。
2曲目も低いベース音からで“Poeme”ってだいで1曲目よりかメロディアスでもうちょっと温度が上がっている。録音もとても良くえしっかりとピアノが据えられている感じです。
3曲目も素晴らしいベースソロからでベース色が強い、それもそのはず現フレッド・ハーシュ・トリオで活躍を続けている人だから間違いない。
4曲目なんかもとても良い演奏。
どれも素晴らしい演奏で声はお薦めレベルでした。ただ一つ解らないのは8曲目タイトルがどうみても“モンチッチ”
こんなに良いアルバムに出会えるなんてこれは「記憶にございません!」シリーズ続行ですね。
Surfacing FRIEDRICH-HEBERT-MORENO
JURGEN FRIEDRICH piano
JOHN HEBERT bass
TONY MORENO drums
1. Surfacing
2. Poeme
3. Azure
4. Shadows
5. Nothing Is As It Seems
6. Hydra
7. The Truth Is Out There
8. Monchichi
9. Zugabe (Encore)