JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

緊急工作員  ダニエル・ジャドスン 著 真崎義博 訳

2019-03-07 17:06:26 | 


空港警備コンサルタントとテロリストの話と一緒に買ったのだけれど、ハリー・ボッシュの新しいのを見つけたので後回しになっていたもの。
まるで知らなかったけれど、戦場から帰った戦士がひとり、陰謀に巻き込まれていくという、ある意味お決まりだけれど結構好きな展開なので買ってみた本。
トム・セクストンという元海軍工兵偵察隊員が主人公で、信頼する元部隊長からトムの命を助けたことのある隊員の失踪の調査を依頼され・・・
という話。
この本で気に入ったのは、一つのチャプターの終われが必ず次のチャプターにつながっているからとても読みやすい。何とも解りやすい展開で570ページもあるのに調子よく読めた。
これもシリーズになるようで、帰還兵とか、殺し屋の新しいシリーズがが出てきたので忘れないようにしよう。
ちょっと気になったのは戦闘の最後の部分への入り方が単純で上手く行き過ぎともおもうけど、その前でドキドキさせてくれたからまぁいいか。

次のは似たようなのだけれどシリーズ2作目を見つけて、前回テンポ良くていいとしていたのを買ってある。



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天使からも

2019-03-06 11:18:19 | その他
先週はサントリー・ホールでチェロを聴いた後に息子1の住んでいるところに行った。
こちらの誕生日なので、どこかで食事しましょうと誘いを受けたけれど、天使が人見知りするようになったので、家でなんか食べましょうということになり、肉を買って待っているとのことだった。
この日はオクサンからもらったシャツ(ちょっと若過ぎかもとも思った)のうちのグリーンの方を着て、去年も息子にもらったセーターを着て出かけた。


コンサートは思わず早く終わったので、早い時間にマンションについて、最初は不思議そうなというよりかは不審そうな顔をしていた天使ちゃんも笑顔で抱かれてくれるようになったので一安心。
息子の方からもプレゼントをもらって、これは5月に会う時に着ることとなるのだろう。



天使からもこんなカードをもらって、オジイチャン“おさけはひかえめにながいきしてね”ってメッセージもあったけど、そんなこと言うかな。

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謎でもなんでもないのだけれど Standards / Stanley Clarke

2019-03-04 17:27:38 | 聞いてますCDいいと思う


通勤の途中で何を聴こうかと棚を見ていると、昔買ってかなり高い評価(お薦め手前)をしたスタンリー・クラークのアルバムがある。全曲アコーステックのピアノ・トリオで全12曲スタンダードを真正面から演っているアルバム。



でこのアルバムの横にあるアルバムをみて、アリャと思った。JAZZ STANDARDS というタイトルでスタンリー・クラークだから並んでいる。見比べるとなんと3,7,8,9,10が同じ曲。購入してから10年以上経っているけど初めて気が付いた。



最初に手にした方は2006年スイスのKind of BLUEという会社がイタリアで作ったアルバムで録音が2001年のハリウッドというぐちゃぐちゃな感じ。

もっとぐちゃぐちゃになるのは、あとからてにとった方は、もちろん録音は同じだけれど、2004年にこちらはドイツでDEJAVU RETORO GOLD COLLECTIONが作ったもの。こっちはスタンリー・クラーク以外にDAVID BENOITやPHIL WOODSなど6っのグループのスタンダード集。



普通フル・アルバムが出来てそのあとコンピがでるだろうに、フル・トリオ・アルバムの方が後から出ているのも変わっている。

ごちゃごちゃしていて面倒なので、両方持って出て聞いている。コンピの方は曲ごとに演奏者がかわって、スタンダードでピアノが結構似た感じで聞き分けは通勤途中ではちょっと無理、BRIAN BROMBERG何かもベースを弾いていてそこはやっぱりわかる。
ピアノ・トリオの方はやはり統一感があって、評価も高くなったのだろうというのがけつろんだけれど、いろいろも結構楽しい。

なんでこのようなリリースなのかは判らないけれど、両方のレーベルの親レーベルがRecord Arts SAというところなのが関係しているのだろう。
何年ぶりの発見もおかしいけれど、先にでているほうのライナーにあるクラークの写真がこれ。



なんとあとの方のピアノ・トリオのジャケ写真はこれを加工したものだと気が付いたらもっとおかしくなった。


Standards / Stanley Clarke

Stanley Clarke(ac-b)
Patrice Rushen(ac-p)
Ndugu Chancler(ds)

1-1 Lover man
1-2 Mack the knife
1-3 Salt peanuts
1-4 I mean you
1-5 Now's the time
1-6 Take five
1-7 Jeru
1-8 Manteca
1-9 Oleo
1-10 Perdido
1-11 Christmas Time Is Here
1-12 We Three Kings
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サウンドを作る Relaxin' in Ireland Julian & Roman Wasserfuhr

2019-03-01 17:10:16 | 聞いてますCDおすすめ


もうデヴューして12年にななる兄弟ミュージシャン、前作はNYへ渡ってのアルバムだったけれど、今回はヨーロッパ、アイルランドでのアルバム。それもチェロとのトリオなんて、すぐにも欲しかったけれどなかなか手に入らなかった。

やっと入手して1曲目、これが凄い。チェロのピッキングとアルコがカウンターをつとめる中、フリューゲルかな、ここまで成熟した何とも北ヨーロッパに澄んだ自然を歌いこむようなメロディ。そこを兄が落ち着いてバックするという、凄いサウンドを作っていると思う。
楽器構成も違うけれど、私Leszek MozdzerとLars Danielsson 、Zohar Frescoが作ったアルバム「The time」の1曲目“ASTA 1”を思い出しました。深くサウンドを作るということに感動するし、この1曲で満足と思うのもひさしぶりです。
2曲目もトラディショナルで哀愁ある展開、タイトルにあるように、アイルランドでとてもリラックスしている感じです。このトランペット、本当に上手くなった。最初のアルバムが20歳だと思うから30近くになったわけだ。
3曲目はコミカルな舞踏曲のような感じで雰囲気変わるけど許す。
4曲目はバン・モリソンのこれも哀愁のある曲。5曲目も同様、あふれ出るメロディはヨーロッパ的で、この人アメリカにはいく必要がない、ヨーロッパで吹き続けて欲しい。
6曲目はチェロの人の曲で最初アルコ・ソロから始まるのがとても良い。チェロの項目に持っていきたいくらい。
8曲目はなんと懐かしい、ギルバート・オサリバンの曲、チェロのやっわらかさも入れて優しいポップ曲。
9曲目はのびやかなアドリヴが楽しい若者らしい曲。
10曲目は讃美歌のようなピアノではいる讃美歌のようなバラッド。美しい。
11曲目も落ち着いた美しい曲、どうしてもペットの方に行ってしまうけれど兄のピアノも気の利いたフレーズを挟む、しゃしゃり出ないけどいいピアノです。最後の12曲目でちょっと長めのソロを聞かせてくれます。と言ってこのアルバム各人のソロがどうしたというよりかは、最初に書いたサウンド作り。
素晴らしい若者たちがいることは喜びです。

12曲目終わるとボーナスのノンタイトル曲が隠れています。ACT久しぶりにやったな。

Relaxin' in Ireland Julian & Roman Wasserfuhr

Julian Wasserfuhr(tp, flh)
Roman Wasserfuhr(p)
Jörg Brinkmann(cello)

1. Cello Bello
2. Drunken Sailor (traditional)
3. Lettercollum
4. Moondance (Van Morrison)
5. Knot In The Belly
6. Moon Over Ireland (Jörg Brinkmann)
7. Später Bess
8. Clair (Gilbert O’Sullivan)
9. Schnaff
10. Tears
11. Lost In Time
12. You Are A Friend Of Mine
コメント (2)
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