Re: The history of "M&Y"

Team "M&Y" and "花鳥風月"
the soliloquy of the father
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茨城ノード大会2019の技術交流会

2018-11-28 | RoboCup2019

先日の茨城ノード大会で、レスキュー競技が終わった後に、レスキューチームが集まって技術交流会を開催しました。

その中で、何かお話をしてください・・・と言われていたので・・・

M&Yの昔の(2008年の)ロボットを持っていきました。

 

これが・・・2008年に世界第二位になったロボットの残骸です。(笑)

 

写真の右側のRCXのヤツです。

 

 

ロボットを見せて、最初に誰しも感じるのが「小さい」ですよね。

レスキューのロボットは「小さいこと」が有利になります。(あくまで、当時のチームの考えです)

それから、低重心ですね。

 

次に説明したのが、このバンパー

「LINK」のロボットのダブルバンパーにあこがれて、試行錯誤して作ったM&Y方式のダブルバンパーです。

前からのタッチはもちろん、横からのタッチも検知できます。

これがあれば、「LINK方式」での障害物回避ができるので、障害物回避の成功率が高くなります。

 

 

それから、ロボットの下側を見せました。

 

 

この3つ並んだ光センサーです。

最近のロボットは2つの光センサーでライントレースをするのが普通のようですが・・・それだと、黒線の上を進んでいるのか、ギャップに入っているのかが分かりません。

この3つの光センサーが、ライントレースに大変役立ちました。

 

そしてこれは、交流会の時に言うのを忘れましたが・・・光センサーの設置されている位置について・・・

M&Yのロボットは、前輪の間に設置しています。

こうすると、傾斜路の始まりや終わり、スピードバンプを乗り越える時も、地面とセンサーの間の距離がほとんど変化しません。

ただ、今のNXTやEV3の光センサーは巨大なので、このように配置するのは難しいですね。

 

最後に、車検(インタビュー)の時に感じたことを(昨年と同様ですが)話しました。

ロボットが完成していないチームが多いです。

・ハード制作に時間がかかったので、プログラムが殆ど完成していない。
・プログラムもやっとできたけど、調整が終わっていない。
・まだ、組み立てが終わっていないので、本日の競技時間までには作る・・・(それはダメだろう)

ということで、(総合的な観点で)ロボットが完成していません。

ハードもソフトも作り終えて、何度も練習して、完成(熟成)させたロボットで競技会に臨んで欲しいです。

 

 

ところで・・・持っていた2008年のロボットですが・・・光センサーのケーブルが劣化してボロボロです。

 

 

これ、どうにかなりませんか・・・ねぇ。

(ケーブルを交換するとか)

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