ジュニア・ジャパンから、2つの封筒が届きました。
中身はどちらも同じ「2014年 活動報告書」です。
2冊送られてきたのは・・・1冊はジュニア会員だったYの分、もう一冊は2014年の世界大会の記事を投稿(提出)したメンターの分、らしいです。
昨年会員になったのは、2014年度の会員だったのですね。(なんとなく、一年遅れのような気が・・・)
つまり、2014年度の会員が2015年の世界大会を目指す・・・こんな感じでしょうか。
一通り読んでみたので・・・いろいろとツッコミを入れてみたいと思います(笑)
1-3 ロボカップジュニアの4つのチャレンジ
勿論、サッカー、レスキュー、ダンスについて書かれています。サッカーの説明がたったの2行しかありません。サッカーが一番参加チーム数も多く、競技カテゴリもたくさんあるので、ちょっと2行だけの説明ではさびしいですね。「自律型ロボットによるサッカー競技」だけでは、イメージが湧かないかも・・・
次にレスキュー
「一台のロボットだけで参加するので、一人でも参加しやすい。」・・・いつの時代の説明ですか!? とツッコミを入れたくなります。
最後が、CoSpace Rescue
何で、レスキューだけなの? 2014年はCoSapce Dance の競技も行われたのだから、その説明は無いの!? あと、「対比エリア」って・・・あっ、単なる誤字か(笑)
実際には、CoSpace Rescue は ジュニアレスキューのサブリーグ、CoSpace Dance は、ジュニアダンスのサブリーグらしいのですが・・・世界大会でもそこらへんが微妙なので、分類が良く分からないですよね。国際TC/OC もレスキューやダンスと独立しているし・・・
2-3 ブロック/ノード構成
えーと、ブロックは、2つ以上のノードが必要なんじゃなかったっけ!?
ノードの書かれていないブロックが、いくつかあります。ノードが書かれていても、地域が明確でないところもあります。(ブロック数は23ですね。そうすると、単純にブロックで優勝したチームだけで23チームが日本大会に参加する計算になります。)
同様にツッコミを入れたくなるのが・・・
3-2 国内各地での活動
で、ブロック大会やノード大会の開催履歴が書かれていますが・・・
ノード大会をやらずにブロック大会だけのブロック、ノード大会とブロック大会が同じ日程のブロックなど、なんか適当くさくないですか!?
少なくとも、真面目に運営をしている関東ブロックが・・・「正直者が馬鹿を見る」になっていなければ良いのですがねぇ。
そして、最後が世界大会(ブラジル)の報告です。
参加チーム数と人数を見ると、ジュニアで196チーム、1,129名となっています。単純に平均を計算すると、1チームは約5.8人になります。(これ、本当かなぁ・・・)ダンスとかが多かったのでしょうか? 確かに、この人数を考えると、チームの人数の上限を付けた今年(2015年)の大会は正しいかったと考えます。
4-3 結果報告 (1)各賞の受賞
具体的には書きませんが・・・結果が違っているところがあります。 ここらへんは、きちんと確認とかしないのでしょうかねぇ。
4-3 結果報告 (2)世界大会参加報告書
さて、P34以降が各チームの世界大会の報告です。
これまで、世界大会の報告会が開催されたりしていましたが、見に行けるのは一部の人だけでした。でも今後は会員になれば、こういう報告書が貰える(情報が手に入る)のですから(書かれている内容はともかくとして)一歩前進だと評価しています。
楽しく読ませて頂いています。(笑)
報告は、定型的な質問に自由形式(文章で)回答するものです。長かったり、短かったり(無回答もあり)写真を入れたり・・・本当に自由ですね。
質問項目は以下のようなものでした
(1) 世界大会に参加するにあたっての目標
(2) 目標の達成状況、振り返りや反省
(3) スーパーチームの活動について
①コミュニケーションについて
②競技や技術的に紹介したい海外のチーム
③親しくなった/交流のあったチームの紹介
こんな感じですが・・・②③が(3)の配下にあるのが不思議です。それはスーパーチーム活動ではないでしょう!? それとも、普通のチームはスーパーチーム以外のチームと交流しないから!?
各チームの報告内容については、あえてツッコミを入れませんが・・・
一点だけ苦言を呈すると・・・
人の名前を書くのであれば、正しく書きましょう。
これらの質問項目が、何を意図して設定されているのかが良く分かりませんが・・・
(私が思うに)世界大会に行っていないチームが知りたいのは、トレンドだと思います。上の質問項目で言うと (3)② ですね。私としては、これをもっともっと充実させてほしいと思うのですが・・・いかがでしょうか!?
まあ、いろいろツッコミどころは満載ですが、こういう報告書をキチント作成し、配布したことは、評価に値すると考えます。