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2014年
Mがロボカップジュニアを卒業してしまったので、M&Yは解散です。
そして、Mに代わって、メンバーに加わった学校の水泳仲間のJ君
チーム「花鳥風月」の誕生です。
でも、ロボットはこれまでのコンセプトを活かしつつ・・・より低重心に・・・

さらに、運転手としてチキンマンにご乗車頂きました。(ここ重要!)

そして、(本質的ではないけれど)黒のホイールに履き替えてこんなにお洒落な足回り・・・

プログラムは、これまでMが作っていた部分をYが作り直しました。
そして、昨年発見したArduinoの超音波センサーのバグを直しました。
さらに、これまでの反省を生かした改良をJ君と一緒に実施して、より正確性が上がりました。
日本大会では、ダントツの優勝(これで3連覇ですかねぇ・・・チームが変わっているけど)
他のチームが3回の競技の合計点なのに、「花鳥風月」は2回の競技の合計点で上回っているという・・・嫌味な勝ち方でした。
そして、相変わらず、終了ボーナスを貰えたのは「花鳥風月」だけでした。
レスキューBの2014年ルールでは、レスキューキットを配布することが追加になりました。
無くても競技には参加できますが、得点を大きく失うことになります。
作るかあきらめるか検討した結果・・・とりあえずのものを作ることに・・・
で、簡易的に作ったのが、MINDSTORMSの小さなサーボモーターを背中に載せただけ・・・

レスキューキットはダイソーのサイコロ
レスキューキットのストッカーは、工作用紙で作った筒で、それを養生テープでロボットに貼り付けるという簡易的なものです。(いかにも、なんちゃってで作りました!)
それでも、ちゃんと機能しました。
たまに、サイコロが大きく転がって被災者から離れてしまって得点できなかったりしますが・・・
サイコロを打ち出す部分の紙で作ったガイドを、J君が職人技で程よい距離に落ちるように調整してくれたりして・・・ロボットの競技を楽しんでいたようです。
さらに・・・傾斜路にもバンプが置かれるかもしれない・・・
ロボットの駆動部分をタイヤからクローラに、簡単に組み替えられるようにしました。

(実際には、このクローラが出動することはありませんでした)
で・・・世界大会で、2位でした。
ちょっとだけ頑張った部分は・・・
サイコロを無駄にしないために
・同じ被災者を重複発見しない
ということに気を付けました。
既に通った経路を再び通る場合には、被災者を発見しないようにするとか・・・
こうやって、振り返ってみると・・・2007年からの活動が積み重なって現在に至る・・・というのがよく分かって面白いです。
続きの記事はこちら → M&Yの履歴を振り返って その12 2015年