本題のコースについての説明です。
一部屋目はごく普通の直線とゆるいカーブが主体の、難易度の低いものでした。 カーブに緑色の被災者が貼り付けてあるくらいで、まあ、問題なしです。 とはいえ、この緑の被災者で外れるロボットもあり・・・世界大会って、まあこんなものですかね。
二部屋目も単純な直線とゆるいカーブで構成されており、大きな障害物が黒線上にドカンと置かれています。 さらに、短いギャップがあります。
(アトランタ世界大会の時と違ってチャント直線上にギャップが設定されています。)
そして、二部屋目と三部屋目の間の廊下部分にギャップとギャップの中に緑の被災者がいました。 廊下にギャップってルール上は良いのでしたっけ? (アトランタ世界大会の時も、廊下にギャップがあって、疑問に思っていました。)
この疑問をM&Y母がAshley氏に突撃インタビューしました。
そうしたら、Ashley氏は「あの廊下の部分も小さい部屋なのですよ。 だからギャップがあってもいいんです。」という回答でした。 あの廊下は部屋扱いなのか。 だったら部屋得点はあったのでしょうかね。 と、なんだかすっきりしたような、すっきりしないような・・・。
この、ギャップの中の緑の人は、「M&Y」がもっとも苦手とするイベントです。 唯一の救いは、そのギャップの長さが短いことです。
三部屋目は、左右の直角が一つずつありますが、まあそれほど難易度が高いとは思えません。 ただ、またまた大きな障害物があるので、マルチチームの二台のロボットが接近すると、(障害物の回避行動中に)衝突する可能性があります。 そして、ギャップの中の緑の被災者が・・・今回のスタッフは「M&Y」に何か、恨みでもあるのでしょうか?
二階へと続く傾斜路についてですが、黒線は傾斜路の下の部分(水平な板の部分)で終わっています。 傾斜路に入るまでに、ロボットがきちんと傾斜路に向かって真っ直ぐに向いてくれればいいのですが、ちょっと助走部分が短いように思います。
そして、傾斜路が始まってすぐの部分に銀の被災者、真ん中あたりに緑の被災者がいます。そして、傾斜路を上がりきった平坦な部分にも銀の被災者がいます。 (これは想定外でした。)
二階のレッドゾーンは、適当に楊枝(中国の楊枝?は両側がとがっています)がばら撒かれていました。 ジャパンオープンと違って、障害物は置かれませんでした。
予選2日目に、二階のレッドゾーンの被災者の位置が変更になったことを知って、Mはとてもあせりました。 「M&Y」のロボットは二階は決め打ち作戦になっていたからです。 配置が変わっただけなので、決め打ちのプログラムを変更すればよいのですが、実際に配置が変えられたのは本番の競技台だけであり、練習用の競技台は変わっていません。 本番用の競技台は、見ることはできますが、近づくこともできません。 そうすると、目視で適当に距離などを想定して、一発勝負の決め打ちにするしかなくなります。 結局、「M&Y」は急遽「お掃除方式」に変更しました。 予選2日目はプライマリの競技が午後で本当に助かりました。