ロボカップジュニア・ジャパンの国際委員会のブログに
RCAP2019モスクワ大会への日本からの参加について(8/27更新)
という記事が掲載されていることは、以前にも紹介しました。
改めて・・・読んでみました。
今年のモスクワ大会で3回目の開催になるのですが・・・日本でのRCAPの扱いは、軽く見られているのか・・・2018年のイラン大会では(案内の)記事にすらなっていません。
2017年も2019年(今年)も、ジュニア・ジャパンからは推薦はしないので、参加希望のチームは勝手に申し込みなさい・・・というものです。
まあ、所詮、RCAPはオープン大会だから・・・ということでしょうか!?
ここで、疑問なのは、来年のRCAPです。
来年(2020年)のRCAPは日本の愛知(県)で開催されることが決まっています。
その運営スタッフをジュニア・ジャパンが集めていると、聞いたのですが・・・参加チームはやっぱり勝手に申し込め・・・なのでしょうか?
普通に考えたら、日本で開催するので、日本からは沢山のチームが参加希望すると思うのですが・・・
だからといって、2020年だけ、何らかの選抜をするのでしょうか?(もしそうなら、一貫性が無いですね)
ヨーロッパでRCAPに該当するものとして、ヨーロピアンオープンがあります。
ドイツの国内大会(German Open)では、1位が世界大会に推薦されて、2位から数チームがヨーロピアンオープンに推薦されます。
これが正しい姿なのではないのでしょうか?
こんなことを書いたのは、ロボカップジュニアのチームが参加する、大会の価値を高めてほしいからです。
関東のチームであれば・・・ノード大会、ブロック大会と進み、ブロック大会で優勝するとやっと日本大会に参加できます。
そして、日本大会で優勝すれば世界大会に参加できます。
上位の大会になればなるほど、参加するのが難しい・・・だからこそ参加できたことの価値がある・・・ハズなのですが・・・
今の日本の大会の参加の仕組みでは、(地域によっては)安易に日本大会に参加できてしまったりします。
そういった、安易な道が存在すると、大会の価値が下がってしまいます。
RCAPも、本来は、世界大会に準ずるような、価値の高い大会であって欲しいのですが・・・実際には、だれでもが参加できるオープン大会になってしまっています。
これ、どうにかならないでしょうかねぇ。
ついでに、もう一点・・・
今年(2019年)のRCAPモスクワ大会にジュニア・ジャパンが推薦しない理由として、「モスクワがレベル1だから」というのがあります。
2021年の世界大会はタイと聞いたのですが・・・もしそこがレベル1だったら、日本からの世界大会推薦はしない、ということになるのかなぁ。(笑)