最近のレスキューAは、被災者が限定一名様になってしまって、得点が少なくなったように思います。 それでもまだ、部屋得点や、傾斜路の得点があるし・・・ギャップも障害物も残っています。
レスキューBでは、とうとう被災者の得点しかなくなりました。(怪しいボーナスはありますが・・・笑)
ところで、2012年ルールから、減点になるものが減りました。 レスキューAでは、全くなくなりました。
つまり、レスキューAでは、何度リトライを繰り返しても点数は減りません。(もらえるボーナスは減っちゃいますけど)
昨年までは、減点を重ねると総合得点がマイナス点になるし、実際にそのようなチームが沢山ありました。 ロボカップジュニアはあくまでも教育プログラムなのだから・・・という考えから、マイナス点撲滅運動が起こり、現状のようなルールになったようです。
その結果、レスキューAからは、マイナス点がなくなりました。
じゃあ、レスキューBはどうでしょうか!?
やっぱり、マイナス点撲滅運動が起こって、競技進行停止の減点がなくなりました。 黒の領域の減点もなくなりました。 競技進行停止を何回しても、何回リトライしてもマイナス点になりません。
確かに、競技進行停止の減点はなくなりました。
しかし、何故か・・・誤発見の減点は残されています。
ですので、誤発見を繰り返すと、マイナス点になります。
なんか、中途半端ですねぇ。
ところで、関東ブロック内の大会では、ノード大会もブロック大会も競技は一発勝負が多いです。 つまり、その一回の競技の得点だけで順位が決定してしまいます。
そうすると・・・
競技順が後のほうのチームは、既に競技が終ったチームの得点を見て、順位を決めることができてしまいます。
例えば、100点を取れば3位になり、次の大会に出られることが判っていれば・・・
ロボットの(チームの)得点が100点になった時に、「競技終了」を宣言すれば確実に3位に入れることになります。 もしかしたら、それ以上の得点があるかもしれませんが、逆に減点を連発して順位を下げてしまうかもしれません。
極端な話・・・ほとんどのチームがマイナス点で、自分のチームが0点を取れれば上位になれるのが判ってしまったら、競技開始の1秒後に「競技終了」の宣言をするかもしれません。
まあ、そんなことが無いように・・・ということで、マイナス点撲滅運動が起こったのかも・・・(笑)
基本的な考え方は、諦めてリタイアするチームよりも、諦めずに何度もトライするチームを優遇したい・・・という考え方のようです。
私個人としては、正しいような正しくないような・・・私は教育者では無いので・・・よく判りません。
でも、このような考え方を裏付けるのが、今回の競技進行停止での減点なしですね。