今回のお題は「得点」です。
3.5.4. Robots are rewarded 5 points for successfully completing a tile that has one or many speed bumps on the black line.
3.5.4. 黒線の上に一つのスピードバンプ、または複数のスピードバンプがあるタイルを進むことができたら5点が与えられる。
今回からは、タイルにひかれた黒線を進み、タイルを進むごとに点数が与えられる・・・ってことなんでしょうか。 (・・・ということはなさそうです。)
タイルに黒線が引かれており、そこにスピードバンプが置かれた場合に、そのスピードバンプを越えてそのタイルを越えたら(終えたら)はじめて得点になるようです。
で、ここで気になるのが、一つのタイルに複数のスピードバンプが設置される可能性があるんですね。 300mm×300mmの小さなタイルにスピードバンプが複数設置されちゃうと・・・ライントレースが難しそう!
このルールの「タイルを進むことが出来たら」というのが、また議論をよびそうだなぁ。
「どうなったら、タイルを進んだと判断するのか?」
単純に、ロボットの接地部分が(そのタイルに有る全ての)スピ-ドバンプを乗り越えてライントレースが再開できたら得点・・・というようにすればスッキリするのに・・・
3.5.5. Robots are rewarded 50 points for successfully entering a room through one doorway and exiting through the other doorway without incurring a touch penalty. Robots that do incur the touch penalty may restart that particular room (see rule 3.6.3) and still be eligible for the room completion points.
3.5.5. ロボットが入口から部屋に入り、持ち上げるペナルティ無しに出口から部屋を出ることができた場合、50ポイントが与えられる。 ロボットが持ち上げるペナルティになってしまった場合でも、部屋の入口から再スタートすることによって部屋のクリア得点を得ることができるかもしれません。
これまで、部屋クリアの得点は10点でしたが、今回からは50点となります。
ただし、入口から出口まで、持たれるペナルティ(競技進行の停止)があると、50点はもらえないようです。 最初の部屋は入口が無いかもしれないけど・・・なにしろ、競技進行停止のペナルティ無しで部屋の全てのイベントをこなして部屋の出口を出ると、50点の得点となるようです。
じゃあ、競技進行停止のペナルティをクラってしまった場合は、もう50点は望めないのかと言うと・・・競技進行停止のペナルティのときに部屋の入口にロボットを戻せるので、再度その部屋のイベントに挑戦することができます。 再度の挑戦(何回目でも?)競技進行停止が無く部屋を抜けられれば50点を貰うことができそうですね。
3.5.7. Robots are penalized 15 points for each lack of progress (see section 3.6 below).
3.5.7. ロボットが競技進行停止となった場合(下記3.6を参照)、停止になるたびに15ポイント減点される。
これは、得点でなく減点ですが・・・
これまで-5だった競技進行停止のペナルティは、3倍の-15点になっちゃいました。
3.5.8 Robots are awarded 50 points for a sucessful 'Rescue'
Primary - A rescue is completed when the victim is moved completely within the evacuation zone.
Secondary - A rescue is completed when the victim is lifted and released on the evacuation platform.
3.5.8. ロボットが被災者の救助に成功した場合に50ポイントが与えられる。
プライマリ:被災者が避難地域に完全に移動されたときに救助完了となります。
セカンダリ:被災者が持ち上げられて、ロボットから完全に離れても避難場所に完全に載っていれば救助完了となります。
これが、今回大きく変った点ですね。
被災者(ジュースの缶)を避難場所に移動すると50ポイントという大量得点になります。
完全に移動するというのは、被災者が完全に黒い領域に入ることを指しているのでしょう。 セカンダリの場合は、被災者を持ち上げて避難場所(60mmの台の上)に載せて、ロボットが離れても被災者が台の上に載っていなければならないようです。 (これが、released の意味)
逆にプライマリは、ルール上に released の文字がないので、缶がロボットに寄りかかっていても接地している部分が黒の領域ならOKなのかもしれません。
何度も書きますが・・・セカンダリは難しそう! できんのかなぁ?