日曜日(12/15)に高専ロボコンの全国大会の様子が放映されました。
今年のルールは、サンプルリターンを題材にしたルールでした。
なかなかやんちゃで、ロボットを打ち出して、離れた場所に着地させるのですが・・・その過程で壊れるロボットが続出でした。
しかも、その打ち出したロボットがボールと箱を回収する、という機能を果たさなければならないので、すごく大変です。
で・・・そんなやんちゃなルールなので、地区大会では、全く動かなかったり、ロボットを打ち出すだけで終わってしまったり・・・「もう、両方動かないので、動いたほうが勝ち!」というような、情けない競技が沢山ありました。 そして、ほとんどが着地点勝負でした。(しょうもない! 笑)
さて、全国大会ですが・・・
放映された番組の中では、面白い(というか、まともに動いた)競技だけを紹介してくれたみたいなので、(地区大会を視聴した時のように)ストレスがたまらなくて良かったです。
さすがに、全国から選りすぐられたチームが参加する全国大会です。最後の決勝トーナメント、特にベスト4の試合は見ごたえがありました。
どのチームも、満点を取るパフォーマンスを持っていました。 だから、もうどのチームが勝ってもおかしくありません。負けたチームは、何かちょっとしたミスで優勝を逃してしまった、という感じです。
優勝した、大阪公大高専、おめでとうございます。
全ての地区大会を見て(放映された番組を見て)、一番可哀そうだったのが、四国地区大会の決勝戦で負けてしまった香川高専(高松)Aチーム。
このチームは、満点を出すパフォーマンスを持っていて、実際満点を出して決勝まで行った(だったと思う)のに、決勝戦だけトラブルでサンプルリターンができず、着地点勝負で負けてしまいました。普通なら、地区大会で優勝できなくても、素晴らしいロボットなら審査員推薦を受けられるのですが・・・最悪なことに、決勝戦の相手が同じ学校のBチームで、優勝した(してしまった)Bチームが全国大会に行くので、同校のAチームは推薦が受けられなくなってしまいました。
Aチームは全国優勝も狙えたのに・・・と、とっても残念です。
(これを見てから、決勝の同校対決は、意外とよろしくないのでは、と思うようになりました。)
まあ、100回やったら、100回満点を出せるロボットでないとダメなんでしょうね!