園長です。
最近は、昭和を代表する大物が相次いでこの世を去っていきます。加藤和彦に次いで、先日は三遊亭円楽師匠が亡くなりました。円楽といえば「笑点」でお馴染みですが、私が小学生のころからやっていた記憶があります。円楽と言えば「星の王子様」というキャッチフレーズがお馴染みですが、当時はサンテグジュベリの「星の王子様」も知らず、ただ、「顔に似合わないことを言うなあ」と思っていました。その後、この言葉には多く意味があることを知りました。「本当に大切なものは、目に見えないんだよ。」「見た目で判断してはいけないよ。」という意味が含まれていたことを知ったのはだいぶ後になってからでした。私は、落語が大好きです。一時は「小噺」に凝って、自分でも作ったことがありますが、見え見えの落ちが多かったので、小馬鹿にされるのがオチでした。円楽師匠みたいな大物になるとなかなか本人の落語は聴くことができません。せいぜい、テレビかCDで聴くくらいですが、やはり間の取り方、語り口など聴く者を魅了するものがあります。「芝浜」という有名な噺がありますが、これを最後に演じて人生の幕を下ろしたようです。「・・・おっと、いけねえ、これを飲んだらまた夢になっちまう。」という芝浜の最後のセリフが心に残ります。本当に大切なことは目に見えないんだよ・・大切なことは、心で感じるものなのです。本当に惜しい人を亡くしたものだと思います。 合掌。
最近は、昭和を代表する大物が相次いでこの世を去っていきます。加藤和彦に次いで、先日は三遊亭円楽師匠が亡くなりました。円楽といえば「笑点」でお馴染みですが、私が小学生のころからやっていた記憶があります。円楽と言えば「星の王子様」というキャッチフレーズがお馴染みですが、当時はサンテグジュベリの「星の王子様」も知らず、ただ、「顔に似合わないことを言うなあ」と思っていました。その後、この言葉には多く意味があることを知りました。「本当に大切なものは、目に見えないんだよ。」「見た目で判断してはいけないよ。」という意味が含まれていたことを知ったのはだいぶ後になってからでした。私は、落語が大好きです。一時は「小噺」に凝って、自分でも作ったことがありますが、見え見えの落ちが多かったので、小馬鹿にされるのがオチでした。円楽師匠みたいな大物になるとなかなか本人の落語は聴くことができません。せいぜい、テレビかCDで聴くくらいですが、やはり間の取り方、語り口など聴く者を魅了するものがあります。「芝浜」という有名な噺がありますが、これを最後に演じて人生の幕を下ろしたようです。「・・・おっと、いけねえ、これを飲んだらまた夢になっちまう。」という芝浜の最後のセリフが心に残ります。本当に大切なことは目に見えないんだよ・・大切なことは、心で感じるものなのです。本当に惜しい人を亡くしたものだと思います。 合掌。