園長です。
先日、八戸市からアンケート用紙が送られてきました。社会福祉施設第三者評価サービス事業を知っていますか?どうしたら受審してくれますか。というアンケートでした。鳴り物入りでスタートした事業でしたが、ここにきて少し足踏みしているようです。他都市では、強制的に受審させ、その費用の一部を補助しているところもあります。しかし、青森県、特に八戸市での受審施設は少ないようです。これは保育園だけではなく、社会福祉全般を行うサービスで、県内には七か所のサービス業者があります。ほとんどは各市の社会福祉協議会の一部が運営しています。我が長坂保育園では、昨年10月に受審し、結果は2月に公表しています。八戸市の保育園69か所のうち、3番目の受審でした。私たちはこの制度が始まる前、2000年1月にアメリカ、サンフランシスコでこの第3社評価システムの現況を見学に行きました。「NAEYC」というアメリカのシステムは保育園にとって強い味方のように思われました。少しお金はかかるが、信用が増し、安心して利用できるということでした。20人近くで視察に行きましたが、その中で第三者評価を受審したのは、当園だけです。どうして普及しないのでしょうか。受審しない施設の言い訳は山ほどあるでしょうが、要するに自信がないのではないでしょうか。よその人に保育の中身を判断されることには、正直私も抵抗がありましたが、受審してみると、第三者の立場から、適切なありがたいアドバイスなどをいただきました。一番良かったと思ったのは、自分の保育園の良いところ、不得意なところを的確に教えてくれたことです。私たちは悪いことには耳を塞ぎ、良いところしか強調しません。自分たちが行っている保育が、どう第三者に評価されるのかとても大切なことだと思います。「井の中の蛙 大海を知らず」ということわざがありますが、一歩外へ踏み出す勇気も必要なのではないでしょうか。お金がかかるからやらない・・という言い訳は絶対したくないと思います。
これからは青森県と提携し、第三者評価を受審したら、監査は当面、書面監査にするとか、もう少しメリットがあればもっと受審するところが増えてくるのではないでしょうか。福祉の中でも、障害者施設などは受審しなければ、運営費が来ないようになっているそうです。保育園も少し、考え方を変えたほうが良いと思います。来年度、たくさんの保育園が第三者評価サービスを受審することを願っています。
先日、八戸市からアンケート用紙が送られてきました。社会福祉施設第三者評価サービス事業を知っていますか?どうしたら受審してくれますか。というアンケートでした。鳴り物入りでスタートした事業でしたが、ここにきて少し足踏みしているようです。他都市では、強制的に受審させ、その費用の一部を補助しているところもあります。しかし、青森県、特に八戸市での受審施設は少ないようです。これは保育園だけではなく、社会福祉全般を行うサービスで、県内には七か所のサービス業者があります。ほとんどは各市の社会福祉協議会の一部が運営しています。我が長坂保育園では、昨年10月に受審し、結果は2月に公表しています。八戸市の保育園69か所のうち、3番目の受審でした。私たちはこの制度が始まる前、2000年1月にアメリカ、サンフランシスコでこの第3社評価システムの現況を見学に行きました。「NAEYC」というアメリカのシステムは保育園にとって強い味方のように思われました。少しお金はかかるが、信用が増し、安心して利用できるということでした。20人近くで視察に行きましたが、その中で第三者評価を受審したのは、当園だけです。どうして普及しないのでしょうか。受審しない施設の言い訳は山ほどあるでしょうが、要するに自信がないのではないでしょうか。よその人に保育の中身を判断されることには、正直私も抵抗がありましたが、受審してみると、第三者の立場から、適切なありがたいアドバイスなどをいただきました。一番良かったと思ったのは、自分の保育園の良いところ、不得意なところを的確に教えてくれたことです。私たちは悪いことには耳を塞ぎ、良いところしか強調しません。自分たちが行っている保育が、どう第三者に評価されるのかとても大切なことだと思います。「井の中の蛙 大海を知らず」ということわざがありますが、一歩外へ踏み出す勇気も必要なのではないでしょうか。お金がかかるからやらない・・という言い訳は絶対したくないと思います。
これからは青森県と提携し、第三者評価を受審したら、監査は当面、書面監査にするとか、もう少しメリットがあればもっと受審するところが増えてくるのではないでしょうか。福祉の中でも、障害者施設などは受審しなければ、運営費が来ないようになっているそうです。保育園も少し、考え方を変えたほうが良いと思います。来年度、たくさんの保育園が第三者評価サービスを受審することを願っています。