二草庵摘録

本のレビューと散歩写真を中心に掲載しています。二草庵とは、わが茅屋のこと。最近は詩(ポエム)もアップしています。

高島俊男「三国志 きらめく群像」(ちくま文庫)を読みおえる

2018年08月02日 | 歴史・民俗・人類学
結論をさきにいえば、隠れた名著とは、もしかしたらこういう著書のことをいうのかもしれない。 古書店でなにげなく手に入れた本だが、そういってみたいくらい感心したので、しばらくは余震がつづくだろう。 ちくま文庫で、全一巻、末尾の人名索引までふくめ、445ページ。 参考までに、もくじを掲げておこう。 ・はじめに ・正史「三国志」の話 1.混沌(カオスのはじまり) 2.曹操をめぐる勇士傑物 3.北方の勇 . . . 本文を読む
コメント