二草庵摘録

本のレビューと散歩写真を中心に掲載しています。二草庵とは、わが茅屋のこと。最近は詩(ポエム)もアップしています。

わが家の同居人トノサマガエルさん

2018年08月30日 | シャッフル/photos
いやはや、今日も最高34℃になるとか!?  今年の夏ほど撮影から遠ざかっていた年は近来にないぞ(^^;)  酷暑のため本ばかり読んでいたが、夜になっても蒸し暑い。 昨日はやや涼しかったので、屋敷まわりの清掃、水田の田起しをやった。 本日はこのあと、蔵書の整理・整頓が待っている。 ところでこの写真は裏庭に住み込んでいるトノサマガエルさん(*^_^*)  今年は除草剤を例年になくたくさん撒いたた . . . 本文を読む
コメント

「ペスト大流行 –ヨーロッパ中世の崩壊-」村上陽一郎著(岩波新書)レビュー

2018年08月30日 | エッセイ(国内)
  (ペストを主題とした3冊。ペストは古代、中世の文献にもさまざまな形で登場する) わたしがペストに関心をもったのは、中央公論社の「世界の歴史」あたりで、ヨーロッパの中世史をはじめて読んだときだから、1985-6年ころではなかったかと思う。 “メメント・モリ”(死を忘れるな)ということばもそのころ覚えた。 病原菌による感染が、数千万もの人間を死に追いやったのである。村や都市がそれによって、まる . . . 本文を読む
コメント

「アレント入門」中山元(ちくま新書)レビュー

2018年08月30日 | エッセイ(国内)
  (レビューはパスしようと考えたけど、心覚えのため書いてUPしておこう) ハンナ・アレント、あるいはハンナ・アーレント。 このあいだ主著のひとつ「人間の条件」(ちくま文庫)を買ったので、手許にある。 日本の言論界、とくに社会学者等にかなりな影響力をもっていることがわかったため、本書で少しお勉強しようと考えて買ってきた。 木田元さんではなく、中山元さん。 哲学者であり、翻訳家でもある。中山元 . . . 本文を読む
コメント