二草庵摘録

本のレビューと散歩写真を中心に掲載しています。二草庵とは、わが茅屋のこと。最近は詩(ポエム)もアップしています。

「下流志向」内田樹著(講談社文庫)を読み返す

2018年08月18日 | エッセイ(国内)
本書は内田樹さんの(たぶん)ベストセラーとなった「下流志向」の文庫版。 かつて単行本で読み、感心した記憶がある。 初版は2007年1月刊行。 《学ばない子どもたち 働かない若者たち》というサブタイトルがある。 せんだっては「日本辺境論」を読み返したが、最初読んだときに較べ、評価が大幅に下がった。 論旨が混乱しているというのか、あまりにもうがちすぎてややこしく、結論がよくわからない。思考の(あるい . . . 本文を読む
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