2回目だったか3回目だったかよく覚えてない。
「思考のレッスン」「文学のレッスン」、インタビュアーの湯川豊さんもうまいが、何といっても、丸谷さんの博覧強記ぶりと見識の高さに脱帽だにゃ(~o~)
つい読まされる、ほとんど愛読書。
すごい人がかつて生きていたのだ。少々ムキになって田山花袋の「蒲団」や志賀直哉を徹底的にけなしている。だけど、丸谷さんの小説はすでに読まれなくなっている。
文学史の皮肉。 . . . 本文を読む
(2019年8月 高崎)
寝苦しかった夢の覚めぎわ
墓地へとつづくヒマワリのあいだを
おろろん おろろん と
鼻歌を歌いながら
おろろん おろろん と
遠くへいこうとしている人たちがいる。
ああ ああ影深し。
影深し。
お盆でにぎわう墓地の隅。
おろろん おろろん
風が吹けばふくがまま 靡くがまま
彼ら彼女らの足おとのさやけさ。
遠くへいこうとしている人と
遠くから帰ってきた人が . . . 本文を読む