■「ウィルスVS人類」(文春新書 2020年6月20日刊)を読む
つぶやきで取り上げたように2本の座談会を収めた新書を読み、“新型コロナウィルス”について、少しお勉強させていただいた。
母屋にはTVがあるが、わたし自身はTVを卒業してしまったので、新型コロナウィルスについても、最小限の断片的な知識しかなかった。
今日は何人が感染した、今日は何人が・・・と、こうるさいほど報道されている。
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(朔太郎が出版した初版本・表紙の数々。講談社版日本文学全集より)
朔太郎論のたぐいがどのくらいあるのか知らないが、それらを読んだからといって、即影響を受けるわけではない。その評者の眼に、彼がどう映ったかを参照するのはムダではないにせよ、それだけのこと。
わたしの眼には、違った朔太郎が映じてくるのは、いかんともしがたい。
那珂太郎さんの「萩原朔太郎詩私解」(小沢書店, 1985)をぜひ . . . 本文を読む