「近代日本の百冊を選ぶ」(講談社1994年刊)の何が好奇心を刺激してやまないのかというと、伊東光晴、大岡信、丸谷才一、森毅、山崎正和の5人による100冊の選考経過。
「いま読んでおもしろい名著」が、5人の知性によって座談会形式で討論されている。
何を選び何を選ばないか、それ自体が最高にエキサイティング!
文学書だけではない、この百冊によってあぶりだされてくる日本の“近代”と、読者はどう向き合っ . . . 本文を読む
ひょんなことから、セル&クリーヴランド管のメンデルスゾーン、3曲おさめたCDを手に入れ聴きこんでいた。
これまでわたしの定番だったのはクレンペラー(^^♪
セルなので、ロマンチックな味わいは薄く、あっさりしている。
だけど交響曲第4番(イタリア)のすばらしい充実感。こういう曲であったのね、全体像がクッキリ。
4楽章を通じての曲の組み立てがすぐれているのだ。 . . . 本文を読む