■「日本文学史早わかり」講談社文芸文庫 2004年刊(原本は1984年刊)
これはどういうわけで、こういうタイトルになったのだろう。丸谷才一さんがかんがえていることがまるっきりわからないわけではないが、このタイトルは読書欲をそそらない。
友人でもある大野晋さんなどにも不評だったと認めている。
巧みに要約されているので、amazonのBOOKデータベースからコピーさせていただく。
《古来、日本 . . . 本文を読む
(2017年8月)
軽井沢へテニスにいかないかと友人にさそわれたが
丁重にお断りした。
かすみ目 腰痛など
理由をあげたらきりがない。
一人でいる時間の貴重さ。
十年ばかり前からそれに目覚めた。
トンボがすいすい蒼穹を飛んでいく。
群れているようにみえるが
群れているわけではない。
なにかの棒に止まるのが好きなトンボ。
トンボは笑うか
笑わないように見えて笑っている。
まるで秋の . . . 本文を読む