(岩波文庫の「雨蕭蕭・雪解」は20代の終わりころ買った、という記憶がある。現在のものは2014年刊。読みたいと思いはじめて、半世紀じゃな。最後まで読んだとして)
今度の読書で心底感心したのは、関根歌の書いたとされる「日蔭の女の五年間」であった。荷風さんより20歳も年下だったこの女性は、もしかしたら、我儘な荷風さんのよき妻(伴侶)となりえた女性だったかもしれない。
《麻布の谷の下あたり . . . 本文を読む
荷風や芥川の追想記事をあつめた岩波文庫がおもしろい♪
内容的にも、そんなにつづけては読めないので、ぽつりぽつりと、現在半分近くは読んでいる。
■「荷風追想」(岩波文庫 2020年刊 多田蔵人編)
文豪の追想シリーズは4冊あるようだが、わたしが最初に目星をつけたのが、この一冊であった。
ちなみに荷風の荷は蓮の意味。
初恋の女性がお蓮(れん)という看護婦だったところから命名したという。
女性たち . . . 本文を読む
このおじいちゃんも、コスプレでしょう。ふさふさの白いあごひげが仙人にように見えますよね(ˊᗜˋ*)
背景の街角に七夕飾りは下がっていないから、秋の前橋まつりの情景でしょうね。
この人物も、2~3回お見かけしています。ひとり仮装行列ともいえます。
祭りの賑わいは、こういう人たちの出番の“季(とき)”でもあるのですね。 . . . 本文を読む