二草庵摘録

本のレビューと散歩写真を中心に掲載しています。二草庵とは、わが茅屋のこと。最近は詩(ポエム)もアップしています。

長谷川修一著「聖書考古学」(中公新書)を読む

2018年09月05日 | シャッフル/books
こういう研究分野があったことは知らなかった。
死海文書=ヘブライ語聖書の最古の写本発見! というニュースが世界を駆けめぐったのはいつのことだったろう? 

ヨーロッパの絵画、文学、音楽の基底には聖書が存在する。そのことは多少は理解しているつもりだったけど、新約聖書(とくに四福音書)はともかく、旧訳聖書なんてまともに読んだこと、一度もない(=_=) 

そうか、そうか・・・歴史的事実と、宗教的な真実の衝突。読みようによっては、ずいぶんスリリングな内容を備えた一冊。
中学・高校のころ、考古学者になる夢をみたことがあったのだ。

知らないことを教えてもらう・・・読書にはそういう愉しみがある。

刊行が2013年なので、中東地域における最新の考古学的成果が十分盛り込んである♪ 
amazonには29件のカスタマーレビューがあり、評価は高い。

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