二草庵摘録

本のレビューと散歩写真を中心に掲載しています。二草庵とは、わが茅屋のこと。最近は詩(ポエム)もアップしています。

武田花写文集「季節のしっぽ」を手にいれた♪

2019年07月24日 | シャッフル/books
古本屋さんの散歩で武田花さんの「季節のしっぽ」(1998年刊)を手に入れた。
危うく見逃すところだった。
「眠そうな町」(1990年刊 木村伊兵衛賞)以来のファンなのだ。
彼女の写真集・写文集は3-4冊持っている。

あいかわらず地味で無愛想な写真、そしてそらっとぼけたエッセイがたまらなくおもしろい。くもという猫と暮していたのだ、このころは(*^-^) 
50ミリレンズの使い方は、ブレッソンとこの花さんから教わったようなもの♪ 
半分以上はそこいらの路地の野良猫さんのカットだ。猫にも花さんにも、仕事らしい仕事なんてない。冬には日溜り、夏には木陰へいけば、彼女と猫に会えるのだろう。

モノクロームかあ・・・もうずいぶん撮ってないぞ。
ライカが欲しくなるけど(ブレッソンも花さんもライカの使い手)買えそうにない( ´ー`) 
「季節のしっぽ」を読んでいると、デジタルでもいいから、モノクローム専用の機種があったらな・・・と思ってしまう。

こんな寂寥感ほかでは味わえないや。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 高いところが好きなケンタ | トップ | 老いさらばえたロバがいなな... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

シャッフル/books」カテゴリの最新記事