二草庵摘録

本のレビューと散歩写真を中心に掲載しています。二草庵とは、わが茅屋のこと。最近は詩(ポエム)もアップしています。

「世界は分けてもわからない」

2010年10月31日 | エッセイ(国内)
レビューにも書いた通り、分子生物学者福岡センセイの「動的平衡」があまりにおもしろかったので、
よしよし、もう一冊読んでおこう・・・という気になって本屋へ出かけた。

「ルリボシカミキリの青」というステキなタイトルの本を買うつもりだった。
ところが、書店を見て回っているうち、いろんなジャンルの書物が眼にはいってきて、
すっかり迷ってしまった。

で、結局、買ったのはつぎの2冊。
「制作」(上・下巻)エミール・ゾラ(岩波文庫)
「世界は分けてもわからない」福岡伸一(講談社現代新書)

晩酌(このところ、ジャックダニエルの水割り)をしたあと、クラシック音楽に耳をすましながらうとうとしていた。
12時ころに、本を何冊か手にしてベッド・ルームへ。
いつものわたしの行動パターンである。
そして、「世界は分けてもわからない」を何げなく読みはじめた。
するとこれが、不眠本だった。
おもしろくて、すっかり眼がさめてしまったというわけで、
3時までかかって、第6章まで読みすすめた。

まあ、5つ星間違いなし!
以前読みはじめたころの、解剖学者養老センセイにも夢中になったが、
さすがに最近は少々飽きがきていた。
だいいち、著作の数が多すぎる。
おそらく口述筆記などもおやりになっているのだろう。

福岡センセイは、養老センセイに比べたら、著作の数はぐっとすくない。
これからさきは知らないけれど(=_=)

ようやく活字モード復調のき・ざ・し・・・かな。
マイミクいーさんおすすめの「銃・病原菌・鉄」もはやいとこ読んでおきたいが、
買うとなると、やや高価(図書館で調べたら、なぜか貸し出し禁止)。

不眠本と出会ってしまったため、今日は寝不足でだるい、だるい(=_=)
ヒマなのでお昼を食べたあと、仕事場のデスクにもたれて、舟をこいでいた(笑)。
あとで「世界は分けてもわからない」のレビューをアップしよう、っと(^_^)/~
マイミクさくらいさんはすでに読んでいるということだが、「ルリボシカミキリの青」はわたしも買って読むことになるだろう。

「生物と無生物のあいだ」が65万部。
本書が「15万部突破!」と帯広告で躍っている。いままさに、読まれている「センセイ」なのである。

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