ドアと窓シリーズの(4)は、「寺口紙器店」のファサード(といっていいかどうか)をあげておく。
ファサードといっても、ヨーロッパの石造り、煉瓦造りの堂々たる建築物を想像しているわけではない。
デザインの×印が印象的で、こんな理髪店を、子どもの頃よく見かけた。日本の下町にある商店は殆どの場合二間間口。
この紙器店は二間半かな・・・とすれば、ストリートに対し、4,550mmの寸法を持っていることになる。
業務はやっていないらしいが、まだ廃屋にはなっていない。木製建具にほどこした白いペイントのワビ・サビ具合に、時代の風韻が刻まれている。
赤が目に沁みるしね。
これを眺めていると、1ドル=360円時代の日本がまざまざと甦る。
日本はビンボーだったのだ。
ハーフサイズのカメラを「わっ、二倍も撮れるぞ」とよろこんでいた。
小さくて精緻感にあふれたものへの偏愛・・・そしていま、時の化石(^^)/
ファサードといっても、ヨーロッパの石造り、煉瓦造りの堂々たる建築物を想像しているわけではない。
デザインの×印が印象的で、こんな理髪店を、子どもの頃よく見かけた。日本の下町にある商店は殆どの場合二間間口。
この紙器店は二間半かな・・・とすれば、ストリートに対し、4,550mmの寸法を持っていることになる。
業務はやっていないらしいが、まだ廃屋にはなっていない。木製建具にほどこした白いペイントのワビ・サビ具合に、時代の風韻が刻まれている。
赤が目に沁みるしね。
これを眺めていると、1ドル=360円時代の日本がまざまざと甦る。
日本はビンボーだったのだ。
ハーフサイズのカメラを「わっ、二倍も撮れるぞ」とよろこんでいた。
小さくて精緻感にあふれたものへの偏愛・・・そしていま、時の化石(^^)/