可愛らしい、元気いっぱいの子猫たちとめぐり遇ったので、
写真をアップしておこう。
この二匹は兄弟である。
一匹は♂だけれど、もう一匹もそうかも知れない。
跳ねまわり、取っ組み合い、かくれんぼし、相撲をとる子猫たち(^o^)
わたしはさがしている詩集があるので、会社の近くの古書店へ出かけた。子猫はそこにいて、道路の真ん中で取っ組み合いを演じていたのであ~る。
進行してくるわたしのクルマを見て、道路の西と東にさっと、いったんは身をかくした。
広瀬川水路のふちに駐車して近づいていくと、最初1~2分は警戒していたけれど、すぐにまたじゃれあいがはじまった。
ところで・・・。
数十年ぶりに詩作に復帰したわたしは、郷土の詩人、萩原朔太郎が、このところ、あらためて気になり出し、飯島耕一さんや、那珂太郎さんの朔太郎論をさがしている。
「近代詩の父」としての彼の評価は、もうすっかり定着し、宮沢賢治、中原中也とならぶ人気詩人である。
彼は「郷土望景詩」という、一連の作品を書いている。
わたしの仕事場は、そこにあるので、「新前橋駅」「大渡橋」「小出新道」「広瀬川」などの素材となった、そのまさにど真ん中(^^;) ・・・で仕事をしているというわけなのだ。
この場所に腰を据えて仕事をするようになって、約10年。
ようやく立ち戻ってきた詩作という愉しみの中で、朔太郎詩の味わいはいっそう濃くなっていくようだ。
朔太郎の詩的世界には、猫や犬がよく登場する。亀やクラゲや蛸やニワトリも住んでいる。
彼が描いた「猫町」はどうやら前橋ではないようだが、よくさがせば、「前橋猫町」が発見できるかも知れないなあ。