(画像はわが家のコミスジ)
幸せってものは
じつにささやかなものだと気がつくまで
何十年も要した。
手があって足があって
あまりパッとしないが顔もある。
さっきからスズメどもが鳴いている
ちょこまかと移動しながら
いつもあわただしい隣人たち。
生い茂る草むらの向こうからグラジオラスの黄や赤がこっちを見ている。
あれは昔よく知っていた女性のだれか なのだ。
日常の時間が見えない川となって流れている。
聞こえるだろうか あの川瀬の音。
手をのばせばとどく距離にあるが
さわることはできないもどかしさ。
幸せと同じように。
※申すまでもなく、写真と詩は直接的な関係はありません。
幸せってものは
じつにささやかなものだと気がつくまで
何十年も要した。
手があって足があって
あまりパッとしないが顔もある。
さっきからスズメどもが鳴いている
ちょこまかと移動しながら
いつもあわただしい隣人たち。
生い茂る草むらの向こうからグラジオラスの黄や赤がこっちを見ている。
あれは昔よく知っていた女性のだれか なのだ。
日常の時間が見えない川となって流れている。
聞こえるだろうか あの川瀬の音。
手をのばせばとどく距離にあるが
さわることはできないもどかしさ。
幸せと同じように。
※申すまでもなく、写真と詩は直接的な関係はありません。