わが美しき女神たちよ！

わが美しき女神たちよ！


過去に6年ほど、チョウの写真ばかり撮っていた。
いまだって、チャンスがあればチョウの追っかけをしたいくらい、未練たっぷり。
「美しき女神たち」といえば、わたしにとっては間違なく、チョウ。
さすがにどこにでもいるモンシロやヤマトでは感激しないけれど、普段あまり見かけない種には、いつだってアンテナを張っている＼(゜▽゜*)

よくいく河川敷で休憩中、たばこを吸おうとクルマから下りたら、黒い小さな影が視界の端をかすめた。
「おや！」
わたしのアンテナがピピッと反応('_'?)...ン?
黒い大型のチョウはゴージャスな種が多いので、胸は期待でドキドキ（笑）。

はて！　ニコンD7000を取り出し、距離をじりじりとつめていった。
レンズはいつものタムロン90�F2.8マクロ。
気温が低めなので、動きがやや鈍いから、かなりのところまで近づくことができ、前ボケをあしらう余裕さえあった。運命の女神にも感謝、感謝(^-^)
チョウは地面におりては吸水し、また木の枝へと舞い上がって、翅を広げた姿勢で止まっている。



吸水のため地面にいるときは警戒心が高まるため、近づけなかった。その際、翅裏がちらっと見えたが、この子はクロアゲハのようである。
観察中、何回か枝から舞い降りて吸水するので、優雅なチョウの舞をゆっくりと堪能することができた。
クロアゲハをこんなふうに撮影したのは、3年ぶりか4年ぶり。わたしがこのところ、雑木林の日陰をあるかないせいでもあるが、運がよければ、彼岸花にクロアゲハという、超豪華な写真を撮れないともかぎらない。


ところでこのあいだいった展望花の丘の写真を見返していたら、こんなチョウの写真があった。
これは連作となっている。


＜１．花に止まろうとして近づく＞


＜２．花に止まる＞


＜３．吸蜜をあきらめて、飛び立つ！＞


フレーミングが少しずれてしまったのは残念だけれど、狙ってもなかなかものにできないショットかもしれない。

ああ、わが美しき女神たちよ！　愛しき女神たちよ！
・・・なのであります(^-^8")(　目じりがさがるなあ。