二草庵摘録

本のレビューと散歩写真を中心に掲載しています。二草庵とは、わが茅屋のこと。最近は詩(ポエム)もアップしています。

文字がそこにある

2014年09月05日 | Blog & Photo
本のような印刷物ではなく、いろいろなロードサインや広告看板、落書きなど、街で見かけるメッセージがおもしろい。

文字を使って、だれかに、なにかを伝える。
わたしがそういうものに、特別敏感というわけではなかろう。
だけど、普段はそういったロードサインの類や落書きを、被写体として眺めることはあまりない。
そんなものを撮影しても、よほどインパクトがない限り、コンテストには入選しないし、関心のうすい人の注意を惹くことだって、まずないだろう。





文字がそこにある。
そのことによって、ある空間を占有する。
有名な観光地には、木の幹や壁に、訪れた人が、住所や氏名を書いていく。
またこんなものだって存在し、ストリートアートなどと呼ばれている。

http://image.search.yahoo.co.jp/search?rkf=2&ei=UTF-8&p=%E8%90%BD%E6%9B%B8%E3%81%8D+%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%83%88

トンネルのような無機質なコンクリートの壁に、小学生が児童画を描いて、通行人を愉しませるなんてのもあったな。
わたしにはよくはわからないが、そういう美術運動があるのかも知れない。

絵文字のようなものをふくめ、文字がそこに、ある。
それを書いた人、作った人の意志や心根を読みとる。
“文字”に用があるのは、人間だけ。

mxiのアルバムから、さらにいくつか拾って貼っておこう。
看板もレトロなもののほうが、風情があって、おもしろいと思うのは、わたしがそういう年代になったからだろうか?





時空の旅。
・・・わたしのまなざしの。
それをささやかに記録していく。
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