傘とその影

挨拶まわりに出かけたオーナーさんの屋敷の壁。
傘が5本、そして散水用ホースが、西日を浴びて、その影を白壁に刻んでいるのをパチリ！　
近ごろ気に入った一枚となった(^^)/　

不動産業をしていたので、貧乏な人びとやその逆に大金持ちと否応なく付き合わねばならない。
このお屋敷の主はリッチマンだが、びっくり仰天するほど、質素な生活に甘んじている。サビだらけの汚い軽トラに乗り、穴のあいた靴下を穿いている。
不動産投資が、仕事と趣味をかね、すべてのお金をそこにつぎ込んでいるからだ。
女にもいたって弱く、大金をしばしばだまし取られている。
資産8億か9億・・・そういう人物がこの屋敷に住んでおられる(@_@)

この人に、わたしは500万を短期貸ししていただいたことがある。
そのころが一番苦しい時代だった。
いろいろなタイプの“変人”と仕事上付き合ったが、この人もそういった中のお一人であった。

金貸しではないが、2千万3千万のお金は、いつでもすぐに動かせた。