
昨日BOOK OFFへいったら、岩波版「断腸亭日乗」が全巻そろいで置いてあったので、6巻7巻だけ買ってきた。文庫で拾い読みした程度だけれど、いつかはキチンと付き合おうと考えているから。元値は1冊5,000円以上(^皿^) どうしようかずいぶん迷った。戦後の荷風、老年期が気になる。
荷風といえばローライを思い出す。
なぜかというと、彼自身がローライの使い手だったのである。いろいろな本で彼が撮影した写真を断片的に見ている。
荷風は街歩きの醍醐味を発見した草分けのひとり。「日和下駄」がその代表作となる。
しかも、二眼レフで撮影を行っていたのだ。
ただしその時代は、ローライ3.5Fはまだ発売になっていない。
え~と、いま調べたら、荷風が死去したのが、1959年4月。3.5Fはその年に発売になっている。
彼の手許にあったのは、スタンダードといわれるモデルらしいが、新型が出るたびに、買い替えていた可能性はある(・"・。)