ある本の解説(集英社:中村真一郎、福永武彦集)を読んでいて「おもしろいことをいうなあ」と思ったのが佐々木基一。
で、上州大古本まつりに出かけた折り「私のチェーホフ」を買ってきた。
エッセイ風の文芸批評だが、なかなか読ませる。日本人による、チェーホフ論の白眉だろう(^^)/
佐々木さんは本書で1990年野間文芸賞受賞。
チェーホフの本はたくさん持っているけれど、なんとなく攻めあぐねていた。
チェーホフのペシミズムに、ちょっとやりきれない思いを感じるからだろう。
「私はこう読んだぞ! これが私のチェーホフ・・・かけがえのない小説家だ」と彼は語る。
その語り口が、観念論に陥らず、わくわくするほどおもしろい♪
で、上州大古本まつりに出かけた折り「私のチェーホフ」を買ってきた。
エッセイ風の文芸批評だが、なかなか読ませる。日本人による、チェーホフ論の白眉だろう(^^)/
佐々木さんは本書で1990年野間文芸賞受賞。
チェーホフの本はたくさん持っているけれど、なんとなく攻めあぐねていた。
チェーホフのペシミズムに、ちょっとやりきれない思いを感じるからだろう。
「私はこう読んだぞ! これが私のチェーホフ・・・かけがえのない小説家だ」と彼は語る。
その語り口が、観念論に陥らず、わくわくするほどおもしろい♪