二草庵摘録

本のレビューと散歩写真を中心に掲載しています。二草庵とは、わが茅屋のこと。最近は詩(ポエム)もアップしています。

ブレてよかった♪

2010年12月20日 | Blog & Photo
新しいコンデジを手に入れたことで、10月の終わりころから、写真、写真に明け暮れているけれど、「えい! どうです」と自慢できるような一枚がなかなか撮れず、「あと一歩、二歩」の壁が、突き破れないものなのだ。

写真は高画質、高精細がいい。
ピントはシャープ。もちろんブレてしまっては、使いものにならない。
ボケもそう。計算された、とろけるようなボケ味は、写真に奥行き感を出したり、感情・情緒のゆらめきを表現できるが、狙ったものがボケてしまっては、意味がない。

しかし、・・・写真雑誌の作例で年中見かけるような写真ばかりだと、やっぱり飽きてしまうんですねぇ。
モノクロームでなにか変化をくわえてみようか?
アートフィルターで遊んで、なにかできないかしら?
LX5にもいくつかアートフィルター機能があるが、どれもわたしにはおもしろくない。
いま考えているのは、トイフォト。
だけど、これもメーカー、機種によって、ずいぶん味付けがことなっているようですねぇ。

カメラのカタログを見ていて感じたのは、トイフォト以外では、ペンタックスの「銀残し」や、オリンパスのジェントルセピアは興味深いものがある。

LX5を使いはじめて一番の不満は、シャッター・タイムラグが大きいこと。
動きのはやいものなど、とても追従できないので、人物スナップでは、これまでずいぶんシャッターチャンスを逃してしまった。
だから、とにかくチャンスに素早く、軽快に反応するカメラがほしい・・・という欲望がある。すると、リコーの製品あたりが、道具としてすぐれているように思えてくる。
どんな道具を愛用するかの選択は、結局、なにを優先するかによってまるで違ってしまう。

アクシデントを味方につける!
これもまた、絵画とはことなる写真ならではの醍醐味。
いうのはカンタンだけれど、失敗の山を築くということでもある(^^;)





たとえば、これやこれ。
失敗作と見るか、ブレて味が出たと見るか?
わたし的には、後者だと考えて、とりあえずアップしてみたのだけれども(?_?)
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