二草庵摘録

本のレビューと散歩写真を中心に掲載しています。二草庵とは、わが茅屋のこと。最近は詩(ポエム)もアップしています。

花への感謝状

2016年06月15日 | Blog & Photo
<感謝状>

四季に咲く花々 殿

あなた方は、千変万化する生態の究極の姿と、類まれなる美しさにより、数万年、いや数十万年にわたり、人類の繁栄、美意識の向上に、ことばには尽くせぬほど多大なる貢献をし、照れる日、曇る日、雨の降る日にさえ、慰めと勇気をあたえてくれました。
よってここに その偉大にして輝かしいいのちに対し心より感謝の意を表します。

平成28年6月15日

                      mixi三毛ネコ





花々は3月はじめころを皮切りに、4月に入るや爆発的な勢いで咲きはじめる。
百花繚乱は大げさな比喩ではない。
わたしのカメラ・ライフは、若いころから、花の撮影とともにあった・・・と思う。

花=女性

そういうふうに連想する人もいるだろう。どちらも「見られること」を、宿命づけられた存在だからね。
しかし、あえて哲学的な用語を使うなら、花は即自的、女性は対自的という違いがある。いいなおすと、花は少しも気むずかしくないのに美しいし、女性は少し(あるいは非常に)気むずかしいけれど、美しいともいえる*´∀`)ノ





花はなにもいわないが、自分が「見られる存在」であることをよく知っている。
だから、あんなに色とりどりに、美しく咲き競うのだ。
わたしはその美しさを“称える”ために撮影している。これは人を撮る場合も同じ(^^♪





称えられて、花はますます美しさを増す。
虫に関心が生まれたのも、元はといえば花の撮影から。
花とは限らないが、昆虫はいうまでもなく、植物にその生活のすべてを負っている。依存しているし、共生関係をむすんでいる場合もある。「もちつもたれつ」なのですねv(^∀^*)

わたしはそういう花々に、レンズを向ける。
花がない世界を、想像することすらできない・・・のだから。
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