二草庵摘録

本のレビューと散歩写真を中心に掲載しています。二草庵とは、わが茅屋のこと。最近は詩(ポエム)もアップしています。

「草原の記」司馬遼太郎を買う

2015年12月24日 | エッセイ(国内)
昨日祝日、急ぎの手紙があったので高崎市の本局へ出向いたら長蛇の列。
前方では待たされた人同士が、順番争いをしている(-_-) 
口汚いののしりあい。「急いでいるのはおめえだけじゃねえぞ!」
社会の中に苛立ちが蔓延しているのだろう。待つことができない。わずか5-6分なのに。

写真は昨日手に入れた司馬さんの本。
8-9年前に文庫本で読み、ラストシーンで滂沱たる涙にかきくれたことを思い出した(^^;) 
表紙を和紙で仕上げた上製本だったのか。紀行文といえると思うが、「街道をゆく」シリーズとは違ったディープな味わいに、わたしは酔った。200円だったから、再読するつもりで買ってきた。
書は司馬さんご本人のものである。おすすめですぞ♪ 人間には「運命」としかいいようのないものがある・・・と納得できる。

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