二草庵摘録

本のレビューと散歩写真を中心に掲載しています。二草庵とは、わが茅屋のこと。最近は詩(ポエム)もアップしています。

コタロウの大冒険

2017年03月04日 | Blog & Photo
コタロウは漢字では小太郎と書く。まだ一歳にならないわが家の雄ネコ。
やってきたのは昨年11月。
粗忽者なので、障子をベリッと破ったり、神棚からものを落としたり、いたずらが激しい。
だけど、さすがは猫の存在感。
コタロウがきてから、ネズミどもの被害はぱったり・・・見事なくらいぱったりと止んだ。



普段は90歳を過ぎた両親が住む母屋で暮らしている。餌をやるのは父。
テンちゃんのときと違って、キャッツフードはいっさいやっていない。キャッツフードの味を覚えさせると、ネズミなど見向きもしなくなる。母屋の「ネズミ番」として、お役にたっているから、単なるペットではない(*^ー゚)



そのコタロウの大冒険、いや小冒険タハハ。
母屋の屋根から下りられなくなって「にゃご、にゃご、おいらをここから下ろしてくれ!!」と、一階部分の屋根瓦を右往左往(笑)。
「バカたれ! 自分で上がったくせに、どうして下りられないのだ」と怒鳴っても、本人はもう無我夢中、救出の叫び。



じつはこの「屋根から下りられない騒ぎ」は、このときが二回目。
仕方なく母屋の二階部屋へいって、南の窓を開け、救い出してやった。
二度目なので、これで学習したかと思ったが、そこがノータリンな猫のこと。
夕べ十時近くに、わが家の外で猫の声。コタの声だというのはすぐにわかって、息子とわたしが玄関のドアを開けたけど、声は空から聞こえてくる?

上を見あげると、屋根瓦に猫の影。
「コタロウ、コタ!」と呼ぶと、なんというか・・・周章狼狽したようなコタの声。
「なんだ、またか」
母屋は西の物置から屋根へ上がれる。棟つづきになっている。そちらに回れば自分で下りられるのがわからない(。>д<)
母屋の両親は九時には寝てしまい、大声を出しても容易には起きてこない。

ところがわたしが西の物置、コタが上っていったらしい方へ庭を横切っていくと、ピンポーン(*´▽`)
自分がどこから屋根へのぼっていったのか思い出したのだ。
というわけで、元きた経路を辿って、一人で屋根から下りてきた・・・ヤレヤレ、´д`タハハ



われわれが救助を求める声に気がつかなければ、一晩中寒風にたえて、屋根で一夜ということになったはず。
ということで、別棟となっているわが家のリビングで「お泊り」とあいなった。
コタロウの大冒険=小冒険は、鳥を追っているうち、迷路から抜けられなくなったため・・・ということだ。
一か月ばかり前に、駐車場に鳥の羽が散乱し、血痕があった。犯人がコタなのか、他の野良猫なのかは、決め手がないけれど。
わが家の庭にはジョビ子さんはじめ、いろいろな野鳥がやってくる(^^♪



空腹だから鳥を襲うわけではない。
要するに猫のもっている狩猟本能。視線のさきにはムクドリがいる。
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