このあいだ、BOOK OFFの前橋南店に立ち寄ったら、
めずらしくクラシックCDが、7、8枚新入荷。
小さな店で、商品の回転率がよくなくて、このところ、ちょっと足が遠ざかり気味だったのだ。
そこで、久しぶりに以下4枚のCDを買った。
1)ベートーヴェン「交響曲第3番変ホ長調“英雄”」フルトヴェングラー&ウィーン・フィル 1944年12月19日(ウラニアのエロイカ)
2)ベートーヴェン「ピアノ、ヴァイオリンとチェロのための三重協奏曲ハ長調」(指揮:カラヤン)
ブラームス「ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲イ短調」(指揮:ジョージ・セル) ヴァイオリン:オイストラフ チェロ:ロストロポーヴチ ピアノ:リヒテル
3)ブルックナー「交響曲第3番ニ短調」クナッパーツブッシュ&バイエルン国立管弦楽団
4) ブルックナー「交響曲第8番ハ短調」クナッパーツブッシュ&バイエルン国立管弦楽団
3と4はORFEOで発売は2002年。輸入盤なので、解説はすべてドイツ語と英語。
ライブだが、録音状態は悪くはない。どうやら、デジタル・リマスター盤のようである。
これと比べ、平林直哉さんが制作したウラニアの3番は、ものすごいノイズ。
稀少なLPからの板起こしのようだけれど、針音がそのまま聞こえてくる。
ふむう、むむ。
しかし、これはその後のエロイカ演奏の規範とされたような名演のはず。
盛大な針音の向こうで、棒を振っているひとりの男を想像する。
ナチス・ドイツの崩壊前夜といっていいような一夜。
第2楽章から、闇夜にうごめく鳥の羽音のような気配がつたわってくるようだ。
それと比較し、クナッパーツブッシュ。
わたしはこれまで、この人の演奏に感動したことがない。
たいして聴いてないから、仕方ない・・・ということだろう。
これからの愉しみにとっておく、という風にして、つきあおう。
この4枚は、たしか「歴史的名盤」として有名なものばかり。
いったいどんなルートを経由して、BOOK OFFにたどりついたものやら。
いずれも950円なり(笑)。
日曜日はひとり勤務なので、ラヂオを消して、
さっきからつぎつぎとラジカセにかけて聴いている。
電話が鳴ったり、来客があったりで、集中力がとぎれるのが難点だけれど、
まあ、こんな愉しみかたがあってもいいだろう。
ブラームス「ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲イ短調」がとくによかった。
昨夜は自宅で、こればかり3回つづけて聴いた。
ドイツ・オーストリア音楽の至宝。
それが天才たちのアンサンブルで、輝かしい光をまとうさまは圧倒的なものがある。
めずらしくクラシックCDが、7、8枚新入荷。
小さな店で、商品の回転率がよくなくて、このところ、ちょっと足が遠ざかり気味だったのだ。
そこで、久しぶりに以下4枚のCDを買った。
1)ベートーヴェン「交響曲第3番変ホ長調“英雄”」フルトヴェングラー&ウィーン・フィル 1944年12月19日(ウラニアのエロイカ)
2)ベートーヴェン「ピアノ、ヴァイオリンとチェロのための三重協奏曲ハ長調」(指揮:カラヤン)
ブラームス「ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲イ短調」(指揮:ジョージ・セル) ヴァイオリン:オイストラフ チェロ:ロストロポーヴチ ピアノ:リヒテル
3)ブルックナー「交響曲第3番ニ短調」クナッパーツブッシュ&バイエルン国立管弦楽団
4) ブルックナー「交響曲第8番ハ短調」クナッパーツブッシュ&バイエルン国立管弦楽団
3と4はORFEOで発売は2002年。輸入盤なので、解説はすべてドイツ語と英語。
ライブだが、録音状態は悪くはない。どうやら、デジタル・リマスター盤のようである。
これと比べ、平林直哉さんが制作したウラニアの3番は、ものすごいノイズ。
稀少なLPからの板起こしのようだけれど、針音がそのまま聞こえてくる。
ふむう、むむ。
しかし、これはその後のエロイカ演奏の規範とされたような名演のはず。
盛大な針音の向こうで、棒を振っているひとりの男を想像する。
ナチス・ドイツの崩壊前夜といっていいような一夜。
第2楽章から、闇夜にうごめく鳥の羽音のような気配がつたわってくるようだ。
それと比較し、クナッパーツブッシュ。
わたしはこれまで、この人の演奏に感動したことがない。
たいして聴いてないから、仕方ない・・・ということだろう。
これからの愉しみにとっておく、という風にして、つきあおう。
この4枚は、たしか「歴史的名盤」として有名なものばかり。
いったいどんなルートを経由して、BOOK OFFにたどりついたものやら。
いずれも950円なり(笑)。
日曜日はひとり勤務なので、ラヂオを消して、
さっきからつぎつぎとラジカセにかけて聴いている。
電話が鳴ったり、来客があったりで、集中力がとぎれるのが難点だけれど、
まあ、こんな愉しみかたがあってもいいだろう。
ブラームス「ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲イ短調」がとくによかった。
昨夜は自宅で、こればかり3回つづけて聴いた。
ドイツ・オーストリア音楽の至宝。
それが天才たちのアンサンブルで、輝かしい光をまとうさまは圧倒的なものがある。