二草庵摘録

本のレビューと散歩写真を中心に掲載しています。二草庵とは、わが茅屋のこと。最近は詩(ポエム)もアップしています。

記憶の構造(ポエムNo.3-13)

2019年10月15日 | 俳句・短歌・詩集
    ―恋歌もどき    どこまで戻ったらきみに逢えるか それがぼく自身の第一の質問。 過去には入口と出口があって 白いひげの老いた神様が ぼくやきみを待ち伏せし 謎をかけているんだ。 透き通った・・・つまり 目に見えない螺旋階段がいたるところにあって 鉢合わせをしたり尻餅をついたり 記憶っていうのはおかしな構造をしている。 ちょっぴり憂鬱な深い思念の裏へぼくをつれさろうとする カケス . . . 本文を読む
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Cutie bird No.34 カケス

2019年10月15日 | シャッフル/photos
Cutie bird No.33はムクドリではなくヒヨドリであったので、あらためて訂正させていただく。 さて、No.34はカケスさん♪  尾羽が長く全長約33cm、見た目はハトほどの大きさ。 ジェージェーと甲高い嗄れたような、品のない声で鳴くため、英語名はJay。 うーむ、Cutieというにはチト抵抗があるなあ(ノ_-)。 . . . 本文を読む
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大津透「天皇の歴史1 神話から歴史へ 」(講談社学術文庫 2017年文庫化、原本は2010年刊)レビュー

2019年10月14日 | 歴史・民俗・人類学
   (わが家がある集落を、北側から撮影) ところどころ、かなり精緻な考証・論述がなされているので、初心者には少々ハードルが高いだろう、かくいうわたしも含めて(^^;) 著者大津透さんの“気合い”が感じられる。「天皇の歴史」シリーズ全10巻の劈頭に据えられるので、全体の序章という役割も担っている。しかも、謎の多い古代史、研究者たちの見解の相違も大きい。 本書では津田左右吉や井上光貞さんらの研 . . . 本文を読む
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Cutie bird No.33 ヒヨドリ

2019年10月14日 | シャッフル/photos
えーと、Cutie bird No.33はヒヨドリさん。 この鳥は、カラスとならびアンチCutie birdの代表格ではないかしら?  大声でギャー、ギャーと激しく鳴き、平和主義者のスズメ、メジロたちを「おまえら邪魔だぞ!」とばかり追っ払う光景を何度も見ている。 オナガもそうだな、どーも好きになれないけど、こんな一面もあるのだ。 ※ムクドリと書きましたが、ヒヨドリに訂正いたしました。 . . . 本文を読む
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台風一過

2019年10月13日 | シャッフル/photos
台風による大風&大雨で葉が落ち、黄色く稔った渋柿に、たくさんの野鳥がお食事にきていた(^ー゚)ノ  昨日は食事どころじゃなかったろう、腹ぺこなのだ。 夜になってわが町内にも非難勧告が出ていたのに気が付いた。 I川沿いに堤防より低い場所がある。決壊したら15-6軒流されていたろう(ノ_σ) やれやれ・・・。 . . . 本文を読む
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Cutie bird No.32 トラツグミ

2019年10月13日 | シャッフル/photos
Cutie bird No.32はトラツグミ(^-^)  この鳥さんはじつに長いあいだ「幻の鳥」であった、わたしにとって。 「トラツグミ見ましたか?」と撮影地で遇う人ごとに質問した。5-6年そんなことがつづいたので、撮影できたときは内心快哉を叫んだものだ(*゚ー゚)v  ツグミならどこにでもいるけどねぇ。 . . . 本文を読む
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本郷和人「承久の乱 日本史のターニングポイント」(文春新書2019年刊)レビュー

2019年10月12日 | 歴史・民俗・人類学
本郷和人さんは、東大史料編纂所教授だそうであるが、なかなかジャーナリスティックなセンスに富んでいるとお見受けした。あきらかに聴衆、いや視聴者または読者を意識した書き方がなされているのだ。 文体はですます調を採用している。しゃべりことばに近いから、とっつきやすい。 「鎌倉時代なんて、教科書に書いてあったことしか知らないし、特別興味ないなあ」という読者に対し、ハードルを下げる必要を感じたのだろう。 . . . 本文を読む
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日本、日本人にとって天皇とは何か!?

2019年10月12日 | 歴史・民俗・人類学
■半藤一利・保阪正康・御厨貴・磯田道史「『昭和天皇実録』の謎を解く」(文春新書2015年刊)レビュー  「昭和天皇実録」は宮内庁の編纂により、2014年から刊行が開始された、1万2千ページに及ぶ、膨大な昭和天皇と昭和を記録した“実録”である。 東京書籍刊、本文のみ全60巻。 わたしは第1巻だけ買って持っているが、その一冊だけで、すでにギブアップ。とてもとても、これを全巻読もうとはかんがえない。 . . . 本文を読む
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Cutie bird No.31 スズメ

2019年10月12日 | シャッフル/photos
Cutie bird No.31はわが家の軒下やシャッター雨戸の隙間に巣を作っているスズメさん。 朝は大抵、この子たちが鳴き騒ぐ声や羽音で目を覚ます( ・ὢ・ )   周囲は昔もいまも、米作地帯なのだ。 群れているのは葉の落ちたヤナギ。夕陽を浴びて、ちゅんちゅんと全体会議の真っ最中(*^-^) . . . 本文を読む
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フィルムカメラと歩く秋 ~2019

2019年10月10日 | Blog & Photo
(上信電鉄のとある駅。駅員さんはいないがこのときだけ、お掃除にきていた。乗客1名) 冷蔵庫に35ミリだけで20本ほどのネガカラーが眠っている。これくらいあると安心する。値上がりしてからも「まいったなあ、高くて」とぶつくさいいながら、6本買っている。コダックのポートラ160、400も使ってみたいが、もっと高価なため、尻込み(=_=)  現在使わなかったら、一生使わないだろう、予算がないわけではな . . . 本文を読む
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