二草庵摘録

本のレビューと散歩写真を中心に掲載しています。二草庵とは、わが茅屋のこと。最近は詩(ポエム)もアップしています。

笑顔は大事な宝物

2022年07月22日 | シャッフル/photos
信号が変わる直前、奇跡的に撮影できた一枚♪  笑顔は大事な宝物だけど、マスク=マスク・・・なんだなあ、淋しいことに。 信号待ちで、大きすぎるオブジェ(人形)におおよろこびしている女の子を見かけた。 女性の皆さん、あなたにもこんな時代があったのですからね。 思い出しましょう、あのころ(*^。^*) . . . 本文を読む
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今年は鷗外没後100年

2022年07月21日 | シャッフル/books
岩波文庫から新編集で鷗外の「大塩平八郎」が刊行された。 文語文以外は新仮名、新漢字。 「大塩平八郎」「護持院原の敵討」「堺事件」「安井夫人」の四篇のほか、注解、資料、地図、詳しい解説が添付されている。 なぜかというと、2022年は鷗外没後100年にあたるのだ。 買うときになって気がついた(^^;ナハハ そうか、生誕160年、没後100年。 漠然ともっと昔の文豪だと思っていたけど、ついこのあいだの . . . 本文を読む
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さて  2022-9(7月20日)

2022年07月20日 | 俳句・短歌・詩集
   (2020年10月撮影) ん 詩? 短歌だの俳句だの詩だの そんなものに用はないよ。 おいらは獲物をさがすのに忙しいんだ こう見えても肉食なんでね。 そうつぶやいてトノサマガエルは 重たい体をひきずるように跳ねていった。 ぼくはといえばこの数年友達の大半が遠ざかってしまって 話し相手がいなくなった。 トンボがきて ツとぼくの人差し指に止まる。 きみならわかるかなあ。 若すぎるからムリか . . . 本文を読む
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放置車両のコピー

2022年07月20日 | シャッフル/photos
古本屋さんからの帰途、国道を走っていたら、ちょっと笑えるコピーを発見!  「えがおの素 土温かみ 菜かがやきて 人たのし」だってさ(^O^)  ある倉庫に放置された、肥料運搬用軽トラック。 どうも廃車みたいだなあ。 埼玉県北部は長ネギの産地で有名だけどね♪ . . . 本文を読む
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深刻なゼロゼロ物件

2022年07月18日 | シャッフル/photos
ビックリ! 激安住宅だってさ。 家賃0(1か月)、資金・礼金0。仲介料0。 このままじゃ破産するから、助けてくれという値段だね。どんな賃貸物件なんだろう。 ふつうゼロゼロ物件にはロクなものがない。 賃貸管理を十五年ばかりやっていたので、他人事じゃねえな。 おそらく不動産会社の自社物件だろう。深刻じゃねぇ(゚o゚; . . . 本文を読む
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日本詩人全集(全34巻)新潮社があったころ

2022年07月18日 | 俳句・短歌・詩集
今日は書評ではなく、本そのものの話をさせていただく。 旧い話で恐縮ながら、かつてこういう全集が新潮社から刊行されていた。 ■日本詩人全集 全34巻 新潮社 ご覧のごとく、現在では一冊100円(税別)。 出版されたのは、奥付をみると昭和44(1969)年のこと。 定価330円。消費税なるものはまだなかった。 この時代の本(というより書籍)は、箱入り(函入り)で、しかもハトロン紙またはパラフィン紙 . . . 本文を読む
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惨劇を見ている  2022-9(2022年7月16日)

2022年07月17日 | 俳句・短歌・詩集
   (‘2015年6月ポジフィルムからスキャン。撮影は90年代終わりころ) 「ぼくの苦しみは単純なものだ」とある詩人は書いた。 その単純なものこそ厄介なのだ。 ほとんどの人たちは 生まれたときから単純 そして明快なものに手を焼いている。手があり 足があり 頭も尻もある。 人体とはあからさまなかたちを持っているね。 それは哺乳類の宿命なのだ。 厳粛かつ滑稽な あからさまでグロテスクな・・・ . . . 本文を読む
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涙のただ中に立ち止まるとき  2022-8(2022年7月14日)

2022年07月16日 | 俳句・短歌・詩集
    (2017年1月撮影 オリンパストリップ35) そして涙のただ中に立ち止まるとき 上州の埃まみれの秋がはじまる。 名物の空っ風が吹きすぎる。 太ったゲンゴロウと痩せたミズスマシのあいだを 冨者と貧者のあいだを 老いた女と若い男のあいだを 銀のまな板と錆びた包丁のあいだを きみやぼくやあの人の笹濁りした心が橋渡しする。 ことばはその心から先にはすすめない。 総理だった人の遺体のかたわら . . . 本文を読む
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中里恒子の佳品「水鏡」を読む

2022年07月16日 | 小説(国内)
梅雨に逆戻りしたような天気で気温が下がり、このところ肌寒いくらいですね^ωヽ*  ところで先日、古書店で中里恒子「水鏡」を探しあてて買い、まもなく読み終わりまする。 おいらはネットでものが買えない(買わない)実店舗派♪  幸田文さんに比べると、中里さんの本は本当に少ない。 まだ「時雨の記」の余震が続いている。 「水鏡」は生まれつき目の見えない男が、若くしてマッサージ師となり、やがて三弦の名手とな . . . 本文を読む
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バイク野郎(^^♪

2022年07月13日 | シャッフル/photos
大型バイクにまたがった、バイク野郎といわれる人たち(^^♪  以前はよく見かけたが、近ごろはめっきり減ってしまった。 職人気質の衰退とパラレルな関係がありそうだし、ほかにも理由があるかもしれない。 男くさい、男たちの世界(*´ω`)  あたりをゆるがす爆音はひかえめだった。 . . . 本文を読む
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