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大相撲の儀式・・・無観客の大相撲に感動しましたっ!

2020年03月23日 08時00分01秒 | 民俗学ごっこ

いつものように工房のラジオで無観客の大相撲千秋楽を聞いていたら、普段は放送しない「出世力士手打式」と「神送りの儀式」も最後に放送するというので、リビングに戻ってテレビで視聴。

「出世力士手打式」は、次の場所から「序の口」に昇進して番付に載る「番付外力士」による三本締め、「神送りの儀式」は相撲の神の依り代である御幣を持った行事さんを胴上げすること3回・・・本場所の千秋楽は2度見に行ったことはあっても、こんな儀式で締めくくっているとは知らなかった。
髷が結えていない番付外力士がシャンシャン手締め・・・いい姿。ガンバレ~!と応援したくもなりますな。
二つの儀式は5分ほどで淡々と終わったが、これが実にいい。終わよければすべて佳し。まさしく有終の美!
御幣を持った行事さんを胴上げ3回で相撲の神様に帰って頂くのだそうだが、神迎え式もあるんでしょうな。
 
「神事たる相撲を国技」と自認するなら、日本相撲協会は文化保存団体でもある訳で、このような儀式は毎回是非とも放送して欲しい。
 
日本人のケジメの付け方、神様との付き合い方などなど、色んな学びがあるハズ。
 
外国の方に日本文化を知って頂く絶好の機会だし、面白がって座布団を投げる野暮な観客に神事という側面を暗に教えてやってくれい。
 
そもそもは贔屓の力士が勝った時に、谷町の旦那衆が贅を凝らした羽織(裏勝りといって羽織の裏地に凝っていた)を土俵に投げ入れ、相撲茶屋で飲んで待っているうちに呼出さんが羽織を届けてくれて、引換えにご祝儀を渡した粋な遊びなのですよ。
 
野暮な奴に何を言っても駄目だから、座布団投げ1枚につき5,000円罰金徴収しろ!(笑)
 
という訳で、日本相撲協会とNHKに儀式も放送すべし!とメールしちゃった。


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