「ジオカヤック&丸木舟」は絶好の海況に恵まれ、好評のうちに終了。
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わたし個人主催のイベントと違い、行政がらみのイベントで丸木舟が表舞台にでた記念すべき日。
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実のところ、これまで行政イベントで丸木舟を出したことはあっても脇役的な扱いだったし、評判はよくても担当者が移動すると次がないというジレンマがあった。
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運搬には自作のドーリーに載せてターンバックルで結束。アウトリガーを付けてからコンクリートスロープを降ろす。
今回は縄文時代の「海のヒスイロード」で丸木舟がつかわれていたという意義をクローズアップして、タイトルに丸木舟の名前をいれて主役級の扱いをしてもらっているのだ。
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これは数年前にUターン帰郷した企画会社を運営する伊藤薫さんと知遇を得て、ヒスイの評価をモノからモノガタリへと転換すべきという考えに共感してもらい、その縁で知り合ったアウトドアスポーツに堪能なフォッサマグナミュージアム学芸員の香取さんも交えて「海からみたジオパーク」をやろうではないか!と意気投合したことが発端となり、二年越しで実現したのである。
ちなみにジオカヤックとは、カヤックでジオパークの体験学習をするという意味の香取さんの造語で、こうしたネーミングができる行政マンがいることは非常に重要だ。
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独りで人集めに苦労していた頃と違い、アウトリガーの組立て、海にだす、引き揚げるなどのシステムを献身的に手伝ってくれるメンバーもいるし、わたしは丸木舟のメンテと当日の運営に専念できるので大助かり。サポート陣は「美山プロジェクト」の方々
フォッサマグナのガイドだけ、丸木舟体験だけで終わっては糸魚川の地域特性を語るに片手落ちだ。縄文人がヒスイを丸木舟で各地に運んだというモノガタリが共感を呼び、それが楽しい体験学習であることが重要なのだ。
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そしてついに・・・個人所有の丸木舟だから遠慮していたのだけど、屋外保管は劣化が激しいことと、公共性がでてきたのでB&G海洋クラブの艇庫で保管させてもらえないだろうか?と事務局の大ちゃんと池亀会長に相談したらオッケイ牧場~!
次なるステップは丸木舟を沖に出して、海から陸地を見てもらうこと、その次は8キロ離れた筒石漁港までの往復航海。海洋高校も乗ってきてくれたら実習船「越山丸」で伴走してもらって佐渡海峡横断と夢は膨らむ。
*写真の一部は「ジオカヤック・丸木舟」のアルバムより
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