ぬなかわヒスイ工房で糸魚川産の「弁天塩」を販売するようになった。
手頃な値段ということもあり、来客があるたびに買ってくれるので、試しに仕入れた5個が1週間で売り切れた。
高校美術部の後輩の滝君が、わたしが海遊びのベース基地にしている弁天浜の海水を炊いた塩で、取引先がふえて嬉しい悲鳴をあげているらしい。
戦に負けて関東から上杉謙信を頼って越後にやってきた父方の先祖も、ヒスイ海岸の海で塩をつくって北前貿易で儲けたそうだから、もしや謙信が甲斐におくった「義の塩」に先祖も関わっていたのかも。もっとも能登も信州と塩の交易をする有力な産地だったので、北条氏が小田原からの塩を流通をとめて経済制裁したが、謙信は塩の流通をとめると能登や越中・越後の製塩関係者までが困窮すると判断したのではなかろうか。
来客にそんな「ヒトと塩の物語」をする。
ランチは「漁場 傳兵」に連れていき、そのままヒスイ拾いさせることも多い。点から線にして、線をつないでエリアとしての情報発信へ。
ヒスイだけが糸魚川の魅力ぢゃないぜ!
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます