門前町の仮設住宅の一軒分だけ遮熱シートをはって実証実験開始。
台風が心配なのだが、ここ数年の自宅の遮光ネット張りで工夫を重ねた暴風対策の効果を信じるしかない。
三角になった折半屋根のむつかしいところは、45㎝ピッチで固定ボルトが35㎜も飛び出していることで、そのままでは遮熱シートが破れてしまう。
熟慮した対策が、45㎜角の垂木にボルトの位置に孔をあけてかぶせる方式にした。
垂木の両端に孔をあけて6㎜ロープを通したのでかえって耐風性が向上したし、シートの下に逆台形の空間になっているので通風で多少の冷却効果が期待できるのではないだろうか。青いもしゃもしゃした物体はロープ保護用の布で、短冊状にカットした土嚢袋を折り重ねて巻き付けてある。
遮熱シートの下の逆台形の空間の空気の動きはどうかと期待している
長屋になった1軒分だけでは輻射熱などもあって大きな効果は期待できないかも知れないが、暴風対策の実証実験にはなる。
シートブレス金具に結束した竹竿に結束してあり、ネジリ結び・巻き結び・もやい結びを応用している。
ネジリ結びは植木屋や土木で多用する便利な結束法なのだが、アウトドア教室などで教えているんだろうか?
9月半ばに回収予定だが、その後にレポートをつくり、NPOボランティアに提出して、来年の夏の酷暑対策に役立ててもらえれば幸い。
*資材購入は支援金をつかってます。
今回の資材費は遮熱シート・角材・竹竿・結束用のクレモナロープ(4㎜・6㎜)・温度計などで合計20,000円くらい