ニュージーランド移住記録:日記「さいらん日和」

2004年に香港からニュージーランドに移住した西蘭(さいらん)一家。子育て終了、仕事もリタイア。好きに生きる記録です。

ケイコとマナブ

2006-05-05 | 家族&夫婦
オークランドの今年の4月は、25年ぶりの暖かさだったそうですが、今朝はちょっと冷えてます。朝から長袖を着ていますが、窓を開け放していても寒くはなく、初秋の趣。
高くなった空、
色づく木々、
移ろう季節――
本当にいいものです。

「掲示板」にもチラリと書き込んだのですが、昨日をもって2週間のコースが終わりまた。最終日はマンツーマンで45分の口頭、筆記試験があり、試験官5人で生徒17人を手分けして面接しました。

「落ちる人はいない。」
という噂で、想定質問状も事前に手渡されていましたが(落ちたら今日、追試でした)、習ったことの総仕上げ――使った時間を無駄にしないよう、それなりに心してかかりました。

試験官の目の前での筆記とは契約書作りで、彼女が口頭で挙げていく条件をしかるべき場所に埋めていき、日時や金額など関連する数字を、時には言われた通り、時には自分で計算して書き出していきます。

言われた条件が理解できているか、どれぐらい落ち着いて自信を持って一連の作業をしているかどうかが試されていたようで、
テストと言えば重箱の隅をつつくような出題、準備は丸暗記
という刷り込みがある日本人には、やや意外なものかもしれません。

口頭試験は丸暗記でも対応可能で一見楽そうですが、一言一句間違えずに言うよりも、自分の言葉に置き換え、特に私たちのような外国人の場合、相手が内容はもちろん、
こちらの英語をわかってくれているかも見極めながらー。ー;、
答えることが肝要だったようです。これは日常生活にも言えてます。

金融関連の話では、想定質問状にない実例を挙げて答えたため、試験の途中ながら、
「あなたの前の仕事は?」
「長らく投資銀行にいました。」
“Oh, I see.”(なるほど)
となり、
「どんな仕事でも過去の経験は無駄にならないなぁ。」
と改めて思いました。

これを機に、西蘭夫婦は「ケイコとマナブ」モードに入りそうです!
マナブくんはDIYコースを探しており、
ケイコさんはモザイクとタイル張りのコースに絶対行く!

と決めています。

空調完備のオフィスワークが完全に過去となった今、思い切り違うことにも挑戦してみたく、ゲリラ的習い事が続きそうです。

(←いつかはこんな大作に挑戦?
これぞ生涯教育??)