ニュージーランド移住記録:日記「さいらん日和」

2004年に香港からニュージーランドに移住した西蘭(さいらん)一家。子育て終了、仕事もリタイア。好きに生きる記録です。

ポーカープロの日常

2015-08-26 | 海外子育て
善(18歳)のカード仲間にポーカーをやる人がいるのは知っていましたが
プロもいたとは
昨日の続きで、面白いので根掘り葉掘り聞いてみました。


善によると、仲間のポーカープロその1は
「ホントのプロで外国のあちこちでトーナメントに出てるの。
勝てば賞金もスゴくて、金持ちだよ
テレビでも試合が見れたりして、けっこう有名らしい。
今もヨーロッパのどっかにいるよ。」


じゃ、その2は?


「あっちはオンラインプロなの。1日中ネットで闘って
勝てばお金が入るから、それが仕事

「そんなんで生活していけるの?」
「いけるらしいよ。45%負けても55%勝てばその差で儲かるから。」

「じゃ、相当ゲーム数をこなさなきゃいけないんじゃない?」
「そうだよ。同時に5ゲームとかやってんの。」
「えぇぇぇえ

「そういうアプリがあるらしくて、コンピューターが何をするか
教えてくれて、それをキーインするだけなんだって。」
「そんなんで勝てるの?」

「そこはプロだから、相手がちょっと迷って時間をかけた時とかで
相手がなにを考えているかわかったりするから、そういう時は
アプリのとおりじゃなくて、自分で変えたりするんだって。」

「それで同時に5ゲームもできるの?」
「できるらしいよ。5ゲームしながらFBやったり、
映画観てたりするから
「・・・・・・・


「でもね、お金にはなるけど、すっごくつまんないんだって。」
「でしょうね。家で1日座ってポーカーしてるなんて。」

「それにポーカーを良く知らないビギナーからお金取るのがねー」
「でも、それがいいカモなんでしょ?」

「そう。そういう人がいるテーブルを見つけてやるんだよ。」
「プロだもんね。」
「上手い人が入ってきたら、テーブル変えちゃうんだって。」


トーナメントプロとオンラインプロには雲泥の差があり、
同じプロでもまったく別物らしいです。
その2がいつかその1になれる可能性はなく、その2は
退屈さと良心の呵責で目下悩み中だそうです


「でも、どっちもプレッシャーに慣れてるから、カードの試合でも
勝負には強いね。特に負けてるときに強いかな。」
な・る・ほ・ど
ポーカーフェイスというぐらいだし。
(※喜怒哀楽全部出しの善と全然違うのは内緒


私も株式市場で鍛えられたせいか、投資で勝負をかけるときは
けっこう思い切りがいい方で、為替、債券、不動産でも
閃いたら即実行
(※その前に銀行でお金借りなきゃ


フィールドは違っても攻めか守りかの勘やリスク対応は
それなりに共通してるんじゃないかなーと思います。



院生のカード仲間も忙しくてバイトができないので

生活費はここから調達しているんだそうな
スカイシティーで


「カジノでディーラーでもしてるの?」
「違うよ。ポーカーやってんの。」
「それで生活費になるの?」
「けっこうなるらしいよ。観光客とかいっぱいいるから。」
恐るべし、カードゲーム系ヲタクの日常


どうもそっちには興味も才能もなさそうな善は
今日も弁当持ちで
バイトと大学へ。


地道にやろーよね

(※2013年のサンディエゴ大会のときの善


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