ニュージーランド移住記録:日記「さいらん日和」

2004年に香港からニュージーランドに移住した西蘭(さいらん)一家。子育て終了、仕事もリタイア。好きに生きる記録です。

ネイキッド同窓会

2018-03-23 | 映画・文化
昨夜はここへ。



場所はシビック



観たのはコレっ

あの6人が帰ってきた


しかも、

マジシャンとしてぇ
その胡散臭いコンセプトだけで、
笑いが取れるってもんで(笑)


「そんなのできんの~
って、ついチケット買っちゃうじゃん


そう思ったのは私たちだけではなかったようで、
まんまと引っかかった老若男女で初日からほぼ満席
(※白人高齢者率が高くてビックリ


ネイキッド・サモアンズといえば、私たちにとっては2006年の
映画「シオネズ・ウェディング」
移住後2年未満でしたが、アイ(ランダー)ちゃん文化には
どっぷり


笑って笑ってスコーンと落とされ
でも笑いながら立ち直って
いい加減だけど真剣で
おもしろいけど鋭くて
辛いけどあったかくて
カツカツでも豊か


そんな矛盾した一筋縄ではいかないものが
なぜか賑々しくぎゅうぎゅうに納まった
暑苦しいのに居心地がいい不思議な島文化


今回はネイキッド・サモアンズ結成20周年の特別企画でした。
みんなそれぞれに売れっ子になった今、かなり奇跡的な再結成
しかも、マジックはじめいろいろな仕掛けで相当練習したもよう。


「これは多分オレたち最後のショーだから、ぜひ見に来てくれ」
というオスカーのメッセージは、かなり本音なんでしょう。
もう6人一緒のこんな贅沢な時間を作れないのでしょう。


ショーを観ながら、観客たちもまた自分たちの20年を
しみじみと振り返っていたのでは?
そんな同窓会的雰囲気がシビック全体に漂っていました。


14年しか振り返れない私たちですら、
移住直後のドタバタから、仕事の状況もあれこれ変わり、
子どもたちを育て上げ、猫たちを看取ったり迎えたり
ホントにいろいろあったよねぇ
と、しみじみ。


それだけ彼らが本音の本気で20年を突っ走ってきたから、
観ているひとりひとりの気持ちも共振するのかな?


この同じ空間に集いあえたことがひとつのマジック







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