ニュージーランド移住記録:日記「さいらん日和」

2004年に香港からニュージーランドに移住した西蘭(さいらん)一家。子育て終了、仕事もリタイア。好きに生きる記録です。

上には上がいた

2017-08-04 | ハワイ
ハワイ投資を始める前から薄っすら知っていたのは、
「ハワイの銀行業務は恐ろしく遅れているらしい
ということ。


投資をしている友人によると、
「銀行への送金依頼はファックスのみ」
という話
ふぁ、ファックス


「メールじゃダメなの?」
「本人確認ができないからダメなんだって。」
「ファックスだって誰が送っているか、わからないじゃない。」
「でも、受信した時にファックスナンバーが出るだろう?」
「じゃ、自分のファックスからしか送れないってこと?」
そもそも今どき、ファックスってみんなが持ってるもの?


さいらん家でも4年前までは確かにありましたが

証拠写真
子猫だったクロがファックス番中
高齢の親と親戚1人とのほぼ交信専用でした。


その後壊れてしまい

それっきり
ファックス番は失職


「そうなんだよ。うちだってハワイの銀行と以外は使ってない。
壊れたら大変だから大事にしてるよ。」
と友人は言ってました。



なので、ハワイでの銀行口座開設では心してかかったものの・・・


「送金依頼は手紙でお願いします。」
「て、手紙
「メールとかファックスとかは?」
              (※↑持ってないのに聞いてみる)
「ダメですね。手紙だけです。」


手紙の送金依頼だなんて、NZに移住してきた頃に
口座があった香港のシティバンクに何度かしたことがあったぐらい。
それってもう13年も前の話


「じゃ、御行のネットバンキングって何ができるんですか?」
「お客様の口座間での資金の移動です。」
「・・・・・・・


さらにビックリだったのが
小切手
アメリカは小切手社会とは聞くけれど、
今でもあったかこんなもの

こんな仰々しいホルダー入りで送られてきました。


開くと手作業感満載で

小切手帳4冊(計100枚分)
小切手帳を入れるビニールホルダー付


小切手100枚(これが最低枚数)だなんて
死ぬまでもつ、というか
生まれ変わっても使い切れない


ふと、30年前に初めて香港で働き始めたときに
月給が小切手1枚で
「おー海外で働くってこういうことなのねー
と感動したのを思い出しました。
(※その後は銀行振り込みになりましたが)


ファックスだの小切手だのって、
これって最新鋭のマネーロンダリング対策?
設備投資が間に合わず、システムが20世紀で止まってる?
周回遅れだったのが、たまたまマネーロンダリング対策になった?



あまり細かい事は気にせずに

アロハ~
と大らかに行くっきゃないですね。


NZもかーなーり大らかなつもりでしたが
上には上がいたかも
(※でもニホンは判子と身分証明書持って行かなきゃで、もっと上?)


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