ニュージーランド移住記録:日記「さいらん日和」

2004年に香港からニュージーランドに移住した西蘭(さいらん)一家。子育て終了、仕事もリタイア。好きに生きる記録です。

映画「ケディ」

2017-08-05 | 映画・文化
私たちの今年のNZ国際映画祭の最後を飾ったのは
イスタンブールの街猫ドキュメンタリー「ケディ」
(※ケディはトルコ語で猫のこと)



「トルコの岩合さんかぁ~
と思って出かけたら








そのとおりでした(笑)
7匹の猫とそれにかかわる人たちのオムニバス仕立て。


合間合間にドローンから俯瞰した、オレンジの家並みや
高層ビルが無秩序に続くイスタンブールの都会が映し出され


歴史とドラマ、活気と寂寞、人情と信仰、過去と未来、そして貧富
すべてに満ち溢れた混沌のアーバンライフの中をひょいひょいと
横切って行く無数の野良猫というよりも、街猫が登場します。


猫たちが飼い猫なのか街猫なのかは、所詮人間側の言い分で
当の猫たちは好みの距離感で人と暮らしているように見えます。


飼われていてもいなくても、自由気ままに街を闊歩し好きに眠り、
お腹が空けばご飯のある場所に行き、それが誰かの家なら飼い猫、
路上だったり魚市場だったりお店なら街猫


イスタンブールに野良猫が多いのは、世界各地から集まる船で
ネズミ捕りとして飼われていた猫が、入港したときに陸に下り
そのまま居ついてしまったり置いてきぼりにされたからで、
それを街の人が可愛がり、長い長い人と猫の歴史ができたよう。


先代シロ猫ピッピは血統猫ターキッシュ・バンにそっくりでした。
(※と思うのは飼い主だけ?)

(※その話はコチラ


アニキのトラ猫チャッチャは全然違ったのに(笑)

そのせいか昔からトルコの猫には親近感がありました。
いつかケディたちに会いに行ってみたいな~


でも、そんな遠くに行かなくても、

うちにはコヤツらがいるしな~


ケディは大盛況で、夫が
「これってキムタクより入ってんじゃないか
と言うシビックの混みようで、老若男女の猫バカ大集合
オークランドも捨てたもんじゃない(笑)


今年の映画祭は計4本と少な目でした
去年は6本でしたが、今年は忙しかったのでこんなもん?


次はジブリ・フェスですねぇ
何を観ようか


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