次男と話していて20代半ば
で家を買った人を、次男以外
に5人は知っていると気づき
確かに全員が、実家から大学
に通っていた人たちでした
1人は27歳まで実家にいて、
結婚を機に家を買って転居。
別の1人は20代の兄弟と郊外
に広い土地を買い、2棟の注
文住宅を建てて転居して結婚
1人は個人年金キウイセーバ
ーを活用しハミルトンに購入
自分で住んだ後は賃貸物件に
他に駅近の建売を買ったり、
学生時代から社会人のパート
ナーとマイホームの夢を描き
就職して早々2人で新築マン
ションの購入契約をした人も
大学での専攻、性別、人種、
移民かどうかなど、バックグ
ラウンドはさまざまながら、
親を知らない1人を除いて4人
に共通しているのは、親が全
員不動産を通して資産形成を
してきているという点です。
2人は親が自宅に留学生を下
宿させ(NZではよくある住宅
ローン返済手段の1つ)、兄弟
は親が自宅の売買を何度かし
(その都度値上がり益を確定)
最終的に郊外に注文住宅を建
て、子どもたちもそれを見習
って新築の家を建てました。
もう1人と我が家は、離れや
借家で賃貸業をしています。
これらが親の背中を見て子が
学ぶ金融リテラシー(家計や
経済に関する知識や判断力)
なのではないかと思います。
「なんで買えるのか他の子に
は分らない」という次男の主
張は、まさにそれなのでは
金融リテラシーが身についた
子は時期が来れば当然のよう
に行動を起こし始め、それ以
外の子には、それはまるで仲
良しの友だちが、ある日突然
流暢にラテン語を話し始める
ような不可解な行動なのでは
「どうせ親に買ってもらった」
と勝手に思い込み自分にもで
きるという発想にはならず、
理解できない友だちと溝がで
きてしまうかもしれません。
カネの話となると厄介です💦
上の5人のうち2人はズーマー
(Z世代、1997~2012年生ま
れ) 金融リテラシーと年齢は
関係なく、いつ、どう身につ
けるか、なんだと思います
次男もズーマーでそれに続く
中国人大工の友人の息子が大
学進学後どうするか、興味が
あるところ。実家から通うの
は決めているそうなので
実家からの子どもの大学通学
を支えた親の1人は60歳で
スパッとリタイアし、コロマ
ンデルでのんびり暮らして、
趣味三昧の毎日らしいです