ニュージーランド移住記録:日記「さいらん日和」

2004年に香港からニュージーランドに移住した西蘭(さいらん)一家。子育て終了、仕事もリタイア。好きに生きる記録です。

親はなくとも子は育つ

2013-11-15 | 海外子育て
夫と試験休み中の善(16歳)とマレーシア料理KKで食事をしていると、
「今日の夜、外で食べてくる。」
と言われました。



(西蘭家が最も利用しているレストラン)


「えーっ
「だったらランチじゃなくて、夫とディナーデートに行きたかった
と、正直には言わずに、
「そ、そうなの。学校の友だちと?」
「ううん。カードの人と。」
『カードの人』とは善がハマっているカードゲームの仲間です。


「どこで食べるの?」
「シティー。」
「みんな大人だから、高いお店なんじゃない?善クン自分で払えるの?」
「払えるよ。半分は学生で貧乏だから、そんな高いとこ行かないんだ。」



(シティーで中華なんだそうです)


善の日本語のボキャブラリーは非常に限りがあるので、
「学生でおカネがないから」ではなく、「学生で貧乏だから」
と常に直球 カーブが投げられません。当たるとイタい(笑)


学生とは博士課程1人、修士課程1人、大学生1人で、
社会人はITのプログラマー、業界アナリスト、高校教師という面々。
なんとなく、カードヲタクなのが納得な職業
そこに高校生の善がちょこんと収まって、仲良くしているようです。


我が家は毎月のこづかい以外は支援はしないので、新聞配達、ジジババ預金、大会の賞金、カードの売買、微々たるものですが債券投資の金利などを、自分でやりくりしているようです。


高校教師は商学部を出た後、教育課程に入り直し、今年から先生になった20代半ば。
プログラマーは家から徒歩圏内に住んでいて、シティーにオフィスを構えて悠々自適のフリーランス。


彼の奥さんがこれまたイケてるらしく、善曰く(なので正確さは???)
「編み物の本を何冊か出していて、今はアメリカの大学でマスターやってるから、来年1月から何ヶ月かアメリカ行っちゃうの。」
その間、プログラマーが子ども2人の子育てをするらしいです


ほかにも公認会計士、アルゼンチン人のシェフなど、会話に出てくる仲間だけでも、かーなーりいろいろな人がいます。


「アルゼンチン人の奥さんは学校の先生だったんだけど、英語が話せないからここでは仕事が見つからなくて、パートタイムでZUMBA(ズンバ)の先生やってるんだって!」
同じ先生でもだいぶ違うかもきっとグラマラスなんでしょうねぇ(萌)
でも、ブームも下火で(夫がやっていたのも2年前)先生業も大変かも。



こうやって親の知らない世界でどんどん育っていく善
話を聞いているだけでも面白いのですが、本人はあまり話しません。
(※ティーンエイジャーですからねぇ


ということで、善のいない夕食はどうしよう?
「そばイナリ定食は
と、画期的なアイデアを提供してくれる夫


たまたま昨晩は手巻き寿司で余った酢飯でイナリを作っておいたので、
「これでそばを茹でれば、完璧
と、全く料理をしないので定食メニューしか思い浮かばない人。


うーん今夜も魚にするつもりだったので、3人分の魚をどうしよう


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