ニュージーランド移住記録:日記「さいらん日和」

2004年に香港からニュージーランドに移住した西蘭(さいらん)一家。子育て終了、仕事もリタイア。好きに生きる記録です。

リブラの時代がやって来る!

2019-06-19 | 経済・政治・社会
息子たちが喧々諤々と
延々チャットしていた
コレ
(※この写真、スゴい
インパクト)



今日は移動+仕事
それ以外のことはなにも
できなかったのですが、
日経にも出てるし(笑)


フェイスブックの仮想通貨リブラ
「フェイスブックはいつかやるよね
と善(22歳)と話していましたが、
いつかは来年だった(爆)
早っ


1秒あたりの処理件数は
ビットコインの7件に対し
リブラは当初から1,000件
なんですと~


絶対に成功するだろうけれど、
恐ろしいものにもなりそう


フェイスブックのメンバー個人が
どこにいて、誰と友だちで
何をして、何を語り合って
いるかどころではなく


どこで、なにに、いくら使ったか
という消費行動の情報を手に入れ
どこの、誰に、いくら送金したか
またはその逆かなどの情報も得て
そのビッグデータをAIが解析、と


食事をしたレストランどころか
かかった医者から買った薬、
受けた検査、おりた保険まで
丸見えになる日も遠くない


もっと危惧されるのは、
銀行どころか中央銀行機能が
乗っ取られること
なんだそうな。


中南米やアフリカの小国や
ベネズエラのような危機の
ただなかにある国で
自国通貨以外の選択肢ができ、
国民がどっとそっちへ移れば
銀行預金は空になり、
中銀が上げ下げする
金利も意味がなくなり、
金融がコントロールできなくなる


まさに今、イギリスにいる善は
小国どころかブレグジットで揺れる
ポンドからの逃避だってアリかも
と読んでいます。


その流れでいけば、米ドルも円も
国が莫大な借金を負う国は
センチメントが変わった段階で
なにが起きるかわからない


「その時、フェイスブックはIMFになる」
というのが仮想通貨関係者たちの
大胆予測なのだそうですが
そんな飛躍した話でもないかと。


フェイスブックが国際通貨基金と
同じような機能を持ったとしても、
片や一民間企業。
そこが恐ろしいなと感じました。


しかも、利用者が27億人だなんて、
どこの国の中銀もかなわない。
そもそも自由な送金で、
マネーの国境がなくなる


で、フェイスブックが
ハッキングされたら


通貨供給、税制、資金洗浄、
テロや麻薬などの地下組織対策
個人情報保護、格差対策など、
やること山積すぎて
なにがなんだかわからない(笑)


そこが成功のカギなんでしょうね。
可能性がありすぎて、
法が未整備すぎて、
けっきょくのところ
便利で手放せない


生きているうちに、
銀行がなくなるとか(笑)
すごい世の中になるかも


そんな善は家で料理したり




(※初めての味噌汁)


近所を散策したり

まるでおとぎの国
リブラのワークショップ(?)
に参加したり、充実しているよう。








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